【農業を始めたい方】新規就農への不安を解消!生の声の集め方

「農業経験者の生の声を聞けるような情報収集の方法が知りたい」

「調べれば調べるほど、現実の厳しさに打ちのめされてしまう」

新規就農を考えているものの、自分が現場で働くイメージがいまいち湧かないという方も多いのではないでしょうか。また、調べれば調べるほど就農への道が厳しいと感じ、心が折れそうになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、農業の現場で働く方の生の声を集める方法と、情報収集の段階で心が折れそうになった時に役立つポイントをお伝えします。この記事を参考に、新規就農に対する不安を打開するきっかけを見つけていきましょう。

新規就農を成功させるポイントは?

新規就農を考えている方は、農業の仕事で成し遂げたいことがあると思います。まずは、新規就農を成功させるためのポイントを紹介します。

自分にとってのメリット・デメリットを知る

新しく農業の仕事を始めるにあたって、自分にとってのメリット・デメリットをリストアップするとよいでしょう。紙に書き出したり、人と関わったりする中で、「自分はこんなことを考えていたんだ」と気付くこともあります。

デメリットよりもメリットの方が勝れば、農業の中で苦しいことがあっても、壁を乗り越える原動力になります。また、あまりにもデメリットの方が大きい場合は、自分にできる農業との関わり方を考え直すのも一つの方法です。

生の声を集める

農業の仕事を深く知るためには、実際に農業の現場で働いている方の生の声を聞くのが重要です。農業の仕事について、「実際に何が大変なのか」がなかなかイメージしづらいものだと思います。

また、就農地域や就農者の年齢、栽培したい作物などによっても状況が異なり、何よりもその状況が「自分にとって大変と感じるかどうか」は人それぞれ異なります。そのため、情報収集では現場の生の声を集め、農業の実態を深く知ることがポイントとなります。

計画を立てる

就農をスムーズに進めるために、自分の就農プランを綿密に練っていきましょう。土地や資金の確保、技術習得、移住など、就農するまでにやることがたくさんあります。就農相談窓口や農家さんの話などさまざまな立場の方の意見を聞いて、ひとつひとつの課題を洗い出しながら、自分が納得できる計画を立てていくことが就農成功のカギとなります。

どうやって生の情報を集めたらいい?

情報収集をするうえで、実際に農業の現場で働いている方の声を聞くことが農業の理解につながります。続いて、実際に生の声を集める方法を紹介します。

インターネットで発信している農家さんを探す

  • 農家さんによるブログ
  • 農家さんによるYouTube動画
  • SNS(Twitter、Instaglam、Facebookなど)

農家さんが運営しているブログやYouTube動画、SNSアカウントでは、農業の現実や苦しさ、楽しさ、やりがいが赤裸々に語られています。農業の仕事の中で、天候や害虫被害など苦しいことがあっても、実現したい未来や強い想いを持って働いていらっしゃいます。また、未経験から農業を始めた新規就農者など、自分と似た境遇の方の話も参考になるでしょう。

相談しやすい人を見つける

生の声を集めるポイントは、相談しやすい人を見つけることです。農業をされている家族や知人がいれば話を聞いたり、周囲に全くいない場合でも、就農相談窓口や農業イベント、SNSや農業学校で知り合うなど、さまざまな出会いの機会があります。農業に対しての熱意を持ち、積極的に質問や相談をすることで、相手との関係を築けるでしょう。

農業体験に参加する

農業の仕事を深く知るために、農業体験に参加するのもおすすめです。自分が農業の仕事に向いているかどうかは、実際に現場に立ってみないとわかりません。体を動かすことで農業の仕事がどのようなものかを体感できます。また、農業の現場で働く方や、自分と同じように就農を志している仲間に出会えるでしょう。

農業体験イベントについては、こちらの記事でも一覧で紹介していますので、ぜひご覧ください。

現実を突きつけられて不安になったら?

実際に、新規就農を志して研修中の方のTwitterでの感想をご紹介します。

<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>八百屋さん、農協職員、農業コンサル、資材

「農業の仕事について、調べれば調べるほど大変さがわかり、不安になった」「就農相談会や農業体験に参加してみたら、厳しい現実を突きつけられてしまった」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。続いて、農業の仕事について迷いが出た時の考え方を紹介します。

必要なことがわかる

理想と現実のギャップに不安になった場合、別の視点から見れば「何が足りないのかがわかった」と考えることもできます。漠然と不安な状態でいるよりも、必要な課題がわかるというのは確実な一歩です。焦らずに、課題をひとつひとつ解決していきましょう。

「なぜやりたいか?」に立ち返る

本当に自分にできるのか不安になった時は、「自分がなぜ農業をやりたいのか?」に立ち返って考えるとよいでしょう。農業をやってみたいと思った時の志や想いは、精神的に不安な状態ではどうしても忘れがちです。「農業を通して、自分はどうなりたいのか?周囲にどのような影響を与えたいのか?」と原点に立ち返ることでモチベーションが上がり、先に進む原動力となるでしょう。

本気度を確かめられている

就農相談窓口や農業体験では、農業が肉体的にも精神的にも大変な仕事であるがゆえに、新規就農希望者の本気度を確かめる場合があります。

本気度を確かめる理由として、以下の理由が挙げられます。

  • 離農する新規就農者が多い
  • 自分の農地を持ってからでは、撤退が難しい
  • 本気であれば支援したい

農業について調べる中で、自分の農業への思いより厳しさへの不安が勝るようであれば、生産ではなく他の方法で農業に携わることも一つの手段です。

就農相談会を活用するには?

続いて、実際に就農相談会に参加した方のTwitterでの感想を紹介します。

「思い立ったらまず行動!」のフットワークは素晴らしいことですが、就農相談会では農業に関する知識がゼロの状態で行くと相談がスムーズに進まないようです。相談会までに就農について自分で調べて、聞きたいことを事前にリストアップしてから行くのが良さそうです。

続いて、事前に準備してから就農相談会に臨んだ方のブログ記事を紹介します。

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結論的には、50歳を超えると色々とハードルが高くなることは理解していたが、やはりそうだったかという感じ。

最大の難関は、農業をするための土地の確保。市や県、国の斡旋何かもあるけども、結局は所有者との内諾後の手続きに斡旋を利用するといった感じでした。

そして、ビニールハウスや農機具の価格が非常に高い。大きさによるがハウス1棟が1,000万円とのこと。

後は、単純作業と肉体労働など、これは想定内。

知ってはいたが、50歳以上での就農では国からの補助金(毎年150万円の5年間)が得られないこと。

話を聞くたびに、ハードルが高くなっていく感じがしました。

しかし、そんな辛くなるような話だけではありませんでした。

具体的な相談窓口や研修機関、資金調達窓口、作物別の経営収支などとても参考となる情報やデータをいただきました。

引用元:緩やかに、でも前へ行こう!Proceed anyway forward. I will continue to work while struggling.-Kohei Office

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こちらの方は、新規就農の現実を知れば知るほど高いハードルを感じながらも、相談会に参加したことによって新たなアイデアを得て、次のステップに歩もうとしています。

就農相談会に行ってみたものの、現実を突きつけられて心が折れてしまうこともあります。地域や担当者によっても対応はまちまちで、時には厳しい言葉をかけられることもあるようです。それでも、就農相談窓口を上手に活用すれば、新規就農を考えている人にとって強い味方になります。続いて、就農相談会を活用するための準備の仕方をお伝えします。

農業に対する熱意を伝える

就農相談会に参加するにあたって、「なぜ農業をやりたいのか」を言葉で伝えられる状態にしておきましょう。身近な人と話したり、紙に書き出したりすると、頭の中を整理しやすくなります。就農への熱意が伝われば担当者にも真剣に向き合ってもらえて、「こんな課題がありますが、乗り越えられますか?」と親身なアドバイスをもらえるでしょう。

自分なりのプランを考える

就農相談会に足を運ぶ際、漠然と「農業について一から教えてください」というスタンスで行くよりも、自分なりのプランを考えてから行く方が、より有益な情報を得られます。「こうしようと考えているのですが、どう思いますか?」「こういうところが疑問なのですが、アイデアをいただけませんか?」など、具体的に質問できるとよいでしょう。

聞きたいことリストを作る

相談会当日に聞きたいことを箇条書きにした紙を用意しておくとよいでしょう。聞きたいことを事前に整理することで相談がスムーズに進み、質問の漏れを防げます。

就農相談会については、こちらの記事でも一覧で紹介していますので、ぜひご一読ください。

情報収集と行動で、焦らず課題を乗り越えよう

最後に、千葉県で新規就農をされた方のメッセージを紹介します。

農業を知るにあたって、実際に働いている人の生の声を集めることが大切です。インターネットや農業イベントに積極的に参加、質問をし、農業への理解を深めていきましょう。

また、農業の仕事について調べたり、就農相談会や農業体験に参加したりする中で、理想と現実とのギャップに苦しんだり「本当に自分にできるのかな?」と不安になったりする場面が出てくると思います。

実際に農業の仕事をされている方は、「農業の仕事には大変な場面も多いが、それ以上に楽しい、やりがいがある」と話されています。就農に対して不安になった時は、自分が農業を始めようと思った日の想いに立ち返り、就農に向かって一歩一歩着実に歩んでいきましょう。

「みんなで農家さん」では新規就農を考えている方に役立つ情報を発信しています。就農までの具体的な準備や相談窓口、気になる収入、助成金、効果的なマーケティングの方法なども紹介していますので、ぜひこちらからご覧ください。

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