農家必見!農業映画おすすめランキング!

大自然を舞台に、尊い汗を流しながら作物を育てていく農業。

農業は人間の大切な食文化を根っこから支えているため、そこには様々なドラマが生まれます。

泥だらけ・汗まみれになりながらも、大きなやりがいと共に、コアな人との繋がりが繋がっていく。

それぞれの農家にはドラマティックな物語があります。

実は映画にも農業をテーマにした作品はたくさんあります。

今回は、そんな農業・農家をテーマした魅力的な映画を特集します!

映像からも伝わってくる雄大な大自然は、都会生活や忙しい仕事でお疲れのあなたを癒してくれることでしょう。

実話が元になった映画もたくさんあるので、喜びや悲しみもリアリティを持って感動することも多いでしょう。

映画を通じて、農家の素晴らしさを味わってくださいね。

農家を志す人も必見?

将来的に農家になりたいと考えている人にも農業映画の鑑賞はおすすめです。

既に農家の方も日々の苦労や喜びに共感することも多く、農業へのモチベーションにつながるのではないでしょうか。

時には人間ドラマに心を動かされ、ドキュメンタリーで社会問題を知ることにもつながります。

美味しい作物を作るためにも「農業の醍醐味」を映画を通じて再認識してみませんか?

農業映画 邦画編

まずは日本を舞台にした邦画からご紹介しましょう。

一番、馴染みのある環境なので共感できる内容が多いのではないでしょうか。

①「リトルフォレスト」

監督:森淳一


公開:2014年8月30日(夏・秋)、2015年2月14日(冬・春)


キャスト:橋本愛、三浦貴大、松岡茉優

五十嵐大介の漫画を元に実写化した作品。

実体験に基づいた物語です。

大自然の中、小さな集落でひとり生活する女性の姿が描かれています。

全部で春・夏・秋・冬の4部作にも渡る作品。

「夏・秋」「冬・春」と2部作に分けて放映されました。

橋本愛演じる「いち子」は、都会での暮らしを体験してみたのですが、そこには自分の居場所を見つけることができませんでした。

そこで、都会を離れ東北の山間部にある小さな村で暮らす様になります。

村にはスーパーやコンビニもないため、畑仕事や山菜狩りをしたりと自給自足をしていく様子が描写されます。

「自然とはなんなのか?」

「生きているとは?」

観る人が自問自答しつつ、人生観を見つめ直して変わっていく映画です。

四季折々の映像と共に、日々の疲れも癒されていくでしょう。

オススメの一作です。

画像引用元

②「奇跡のリンゴ」

監督:中村義洋


公開:2013年6月8日
キャスト:阿部サダヲ、菅野美穂

農業の世界では「知らぬ人はいない」とも言われているほど有名な作品。

絶対に不可能と言われていた「無農薬りんご」の栽培に成功し、大きな話題になった木村秋則さんの実話を元に映画化。

奥さんが農薬で体調を崩したことから、「無農薬りんごの栽培」という無謀な挑戦をスタートした木村さん。

周囲からの猛反対、失敗の連続、減収など…。

数々のトラブルにも負けないで、何度も諦めず挑み続けた苦闘の日々が描写されています。

無農薬りんごにかける木村さんの熱血物語。

そして木村さんを支え続けてきた家族との絆も見所の映画です。

画像引用元

https://moviewalker.jp/mv50502/gallery/2/

③「銀の匙」

監督:吉田圭輔


公開:2014年3月7日


キャスト:中島健人、広瀬アリス、市川知宏

大ヒットした少年漫画「鋼の錬金術師」の作者である、荒川弘がおくる大人気漫画「銀の匙 Silver Spoon」を原作に実写映画化。

厳しい学力競争に敗北してしまい、挫折していた主人公の八軒勇吾。

恩師の勧めもあり、北海道の大蝦夷農業高等学校に進学。

そこでは、広大な自然、「人間は家畜の奴隷だ」と語る教師、家畜の解体など、八軒のこれまでの生活では考えられない驚愕の日々が待ち受けていました。

農業、酪農と関わるのは初めてで戸惑うことばかりの八軒。

しかし、高い志とゴールを持った仲間と共に成長していきます。

ヒロインの御影アキとの恋も見逃せません!

個性豊かな仲間、動物と送る酪農青春ドラマ!

画像引用元

https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/174T67

④「種まく旅人」

日本の農業に携わる人々の生活を、その土地の視点で描いた作品です。

全部で4シリーズ放映されています。

1. 種まく旅人 みのりの茶(2012年)

2. 種まく旅人 くにうみの郷(2015年)

3. 種まく旅人 夢のつぎ木(2016年)

4. 種まく旅人 華蓮のかがやき(2021年)

一作目は大分県の「茶」、二作目は淡路島の「玉ねぎと海苔」、三作目は岡山県の「桃」、そして四作目は石川県の「加賀レンコン」。

「美味しい作物を作りたい!」という農家の熱意や努力が画面越しに伝わってくる、ヒューマンドラマです。

斎藤工や栗山千明などの熱演にも注目したい作品ですね!

https://tanemaku-tabibito.jp/

⑤「そらのレストラン」

監督:深川栄洋


公開:2019年1月25日(夏・秋)、2015年2月14日(冬・春)


キャスト:大泉洋、本上まなみ、岡田将生

北海道といえば……?

「水曜 どうでしょう」でもお馴染みの大泉洋。

すっかり北海道の顔とも言われている大泉洋企画の北海道映画の三作目。

北海道の酪農家を軸に描かれるヒューマンドラマ。

大泉洋演じる設楽亘理はチーズ作りに熱を入れる酪農家。

師匠、大谷の指導の元、いつの日か自分の農場で作ったおいしい牛乳で理想のチーズを作ることが彼の夢。

亘理を中心に仲間とほのぼのとしたドラマが展開されていきます。

ですが突然、師匠の死に直面。

絶望に立たされた亘理が取った行動とは何か?

北海道の大自然を舞台に、温かい仲間と好きな農業をする生活。

仲間、家族との感動的なシーンに心が温かくなります。

「こんな生活ができたらいいよね」と思える素敵な映画です。

画像引用元

https://eiga.com/movie/88637/gallery/

⑥「ごはん」

監督:安田淳一


公開:2017年1月21日


キャスト:沙倉ゆうの、源八、福本清三

大都会に住んでいるOL視点の「日本の米作り」へのドラマ。

米作りの現状とその素晴らしさが伝わってくる作品です。

東京でOLとして働くヒカリ。

ある日、「父の死」の連絡を受けて、実家の京都へ帰ることになります。

初めて父が近所の農家30軒分もの米作りを請け負っていたと言う事実を知ります。

亡き父の意外な側面を知り、ヒカリは米作りをすることを決意します。

さまざまな協力を通じて、米作りに取り組んでいくヒカリ。

日々の取り組みで、父の「日本の米作り」への思いも徐々に理解が深まっていく…感動的なドラマに仕上がっています。

米農家の厳しい側面についても描かれています。

ですが、ライトな雰囲気でドラマが進行していくため、楽しみやすい作品になってます。

米作り農家を知るためにも入門編としてオススメな映画です。

画像引用元

https://getpocket.com/login?e=2&route=%2Fedit.php%3Furl%3Dhttps%253A%252F%252Feiga.com%252Fmovie%252F86170%252F

⑦「しあわせのマスカット」

監督:吉田秋生


公開:2021年5月14日


キャスト:福本莉子、竹中直人、本仮屋ユイカ

ドジでも純真な心を持った女の子が繋いでいく、人々の思いを描いたヒューマンストーリーです。

北海道出身の春子は、修学旅行先で食べたお菓子の美味しさに感激して、そのお菓子メーカーに就職をします。

ですが、ドジな性格が災いして成績がうまく振いません。

そこで、商品部と称し、マスカット農家の元で農業のお手伝いをスタート。

厳しい農家さんとの農業。ようやく農作業も慣れてきて信頼関係ができてきた矢先に、西日本豪雨が発生してしまうのでした…。

主人公の春子を演じるのは「思い、思われ、ふり、ふられ」で主演を務めた福本莉子。

彼女の初々しい魅力は本作品でも顕在です!

画像引用元

https://eiga.com/movie/91560/gallery/2/

『農業オススメ映画 洋画編』

続いては洋画のおすすめ映画です。

時代も様々ですが社会問題への問いかけも多く、過去からの学び、未来への問題提起など一度鑑賞しておくと農業を通じた世界観が広がっていきます。

①「ブルゴーニュで会いましょう」

監督 ジェローム・ル・メール

公開 2016年11月19日

キャスト ジャリル・レスペール、ジェラール・ランヴァン

フランス・ブルゴーニュを舞台に、代々続いたワイナリーを再建させようとする父と息子、そして彼らを取り巻く人たちとの物語。

ワイン評論家として名声を得たシャルリ(ジャリル・レスペール)。そんな彼のもとに、父が経営するワイナリーが経営不振で買収寸前だという知らせが届きます。

久しぶりに実家に帰ったシャルリ。

父親は「ワインは家族で造るもの」という家訓を破った息子を許すことができません。

シャルリは評論家としては超一流でしたが、ワイン造りは素人。

それでも家族の思い出が詰まったワイナリーを再建しようと、一流ワイナリーの娘の力を借りながら妹夫婦や幼なじみで力を合わせます。さらには父からも協力を得て新たなワインを造ろうとするのです。

親子の和解、家族の思い出を繋ごうとするシャルリを中心とした人々の努力。誰もが心を打たれるヒューマンドラマであるだけでなく、家族で農家を営む方々にとってより心を動かされる作品と言えます。

画像引用元

https://eiga.com/movie/83933/gallery/

②「プレイス・イン・ザ・ハート」

監督 ロバート・ベントン

公開 1985年3月16日

キャスト サリー・フィールド、ロイス・ベイカー 

1984年のアメリカ映画。少し古い映画です。

主演を務めたサリーフィールドはこの作品でアカデミー賞の主演女優賞を、脚本のロバートベントンは脚本賞を受賞。

物語の舞台は30年代のアメリカ南部。

夫を失った妻が、借金を返すために農業をスタート。

幾多の困難を乗り越え、無事収穫の日を迎えられるのでしょうか?

厳しい時代の中で、女性の姿に心動かされる人は多いでしょう!

幾多の差別、迫害…。

数々の試練に立ち向かっていく姿は、大きな勇気を与えてくれます。

感動のラストシーンは必見です!

画像引用元

https://movies.yahoo.co.jp/movie/20644/

③「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」

監督 ジョン・チェスター

公開 2020年3月14日

キャスト ジョン・チェスター、モリー・チェスター

環境問題への意識の高まりや食育の推進もあって、制作された、農業系ドキュメンタリー映画。

本作は、ある夫婦が「究極のオーガニック農場」を作り上げていく過程を通して、生命の循環から成立している地球の免疫システムの素晴らしさを描いた意欲作。

都会暮らしの夫婦が「バイオダイナミック農法」で究極の農場作りに挑戦します。

本作で農場作りに挑戦するのは、野生生物番組の監督/カメラマンとして活躍するジョン・チェスターと、彼の妻で料理家のモリー。

ジョンがアパートの大家から退去通告を受けたことをきっかけに、郊外に引っ越して農場開始を決意するところからプロジェクトがスタートします。

時には、大自然の厳しさに翻弄されていく姿も。

そんな中でも大自然からのメッセージに耳を傾け命のサイクルを学び、愛しい動物や植物たちと次世代への希望を繋いでいく…未来の美しい農場が生まれていく…。

自然を愛する夫婦が「究極の農場」と言う夢を追い続けた8年間。

奮闘の軌跡を描いた感動作です。

画像引用元

https://synca.jp/biglittle/

農業のおすすめ映画まとめ

農業をテーマにした映画を特集しました。

これから農業をスタートしたい人、いずれ田舎に移住したい人、既に農家の人。

興味を持たれた方の立場は様々だと思いますが、映画は自分自身の歩んできた人生とは違う体験を味わうことができる空間です。

ちょっとした息抜きから、元気や勇気をもらいたい時にも、大きな力になってくれるでしょう。

大自然を舞台に人間が農業と関わる姿を描いた農業映画。

ぜひ、一度鑑賞して農業の違った姿を味わってみてくださいね。

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