タマネギは初心者でも簡単に育つ!植え付けから手入れまで徹底解説

「タマネギ栽培に挑戦したいけど、初心者でも育てられるかな?」

と、不安になる方もいるはずです。

タマネギはどんな料理にも合う、常備しておくべき人気の野菜です。

さらに、保存も効くのも魅力的ですよね。

自分で育てるのは大変そうなイメージがありますが、タマネギは初心者でも失敗なく育てやすい野菜のひとつ。

手間もかからないので忙しい人でも無理なく栽培できますよ。

筆者も週に1度のみ家庭菜園をする週末農業を行なっていますが、今もタマネギは枯れることなく育っています。

とはいえ、タマネギは栽培期間が長く、途中で失敗する可能性もあるため、ポイントを押さえて育てることが非常に大切です。

この記事では、タマネギ栽培に挑戦中の筆者が、初心者でも失敗しない【タマネギの栽培方法】について紹介します。

今回は、苗の植え付けから手入れの方法まで、実際にやってみた様子を画像付きで分かりやすく説明しています。

「初心者で忙しいけどタマネギを栽培してみたい!」

「他の人が栽培している様子が知りたい!」

「週に1日だけなら家庭菜園をやってみたい!」

という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

タマネギ栽培の楽しさを体験しながら、自家製の新鮮なタマネギを手に入れましょう!

タマネギってどんな野菜?

タマネギは、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。

普段食している丸い部分は球根で、1年草、もしくは2年草として扱われています。

「玉のように丸いネギ」であることから、「タマネギ」と呼ばれています。

原産地は中央アジアとされており、日本では観賞用として普及したのち、明治の頃に食用として栽培されたといわれています。

寒さに強く、日本の気候に適していることから、昔から人気のある作物です。

一般的な白色のものから紫色や赤色までその色合いは様々で、加熱すると甘味が強くなるものや、みずみずしく生食でおいしく食べられるものまで存在します。

また、栄養面でも優れており、ビタミンCや食物繊維を豊富に含んでいます。

さらに、強力な抗酸化物質も含まれており、「タマネギといえば血液がサラサラになる」というイメージが定着しているように、健康に良い影響を与える栄養がたっぷり含まれています。

タマネギは、そのおいしさや優れた栄養面などの理由から、私たちの食生活に必要不可欠な存在であるといえるでしょう。

週末農業にタマネギを選んだ理由

タマネギは非常になじみ深い野菜ですが、栽培期間が10か月程度と長いため、自分で育てるのは難しいイメージがありました。

しかし、以下の3つの理由から週末農業でタマネギ栽培をすることに決めました。

  • 苗からなら簡単に育つ
  • 調理の幅が広い
  • 保存が効く

それぞれ詳しく紹介します。

苗からなら簡単に育つ

通常、タマネギは9月に種を播いて苗を育てて、その後苗を畑に植え付けます。

しかし、そのためには苗ポットなどの道具が必要になり、手間がかかるのです。

さらに、きちんと強い苗を育てないとその後の生育に影響がおき、うまく育たない可能性もあります。

ただし、タマネギを苗から育てる分には比較的簡単に育てることができるのです。

10月から11月頃にホームセンターにいけばタマネギの苗はそれほど高くない値段で売っています。

種から育てる場合に比べ、苗を購入することで育てる手間や時間が大幅に省けるので週末農業にはぴったりです。

作物を育てる上で最初に失敗する「発芽」という問題にぶつかることなく、苗を畑に植えてたまに手入れをするだけなので、初心者でも安心して育てることができます。

調理の幅が広い

作物を栽培するときに重要なのが「その作物が好きか」、「日常的に食べるか」、という点です。

育てやすいという理由で好きでもない野菜を栽培しても、消費するのが大変になってしまっては残念です。

また、食べるときを想像してわくわくするのも家庭菜園の楽しみ方のひとつですよね。

その点、調理の幅が非常に広いタマネギであればいくらでも消費することができます。

炒めたり煮たり、そのまま焼いてもおいしいですし、サラダなどの生食も可能。

食べ方に悩むということはまず無い万能野菜です。

自家製のタマネギを手に入れることで、いつもとは違う楽しみ方をしてみようかなという気持ちになり、料理の幅も広がり、食卓がより豊かなものになるかもしれません。

保存が効く

タマネギは保存性に優れている野菜です。

家庭菜園において、よくあるのが「たくさん採れてしまって消費できない!」ということ。

せっかく収穫しても傷めたり腐ってしまっては残念ですよね。

しかし、タマネギは涼しい場所や乾燥した場所で保管すれば、長期間の保存が可能です。

想定以上に収穫できたとしても、困ることなく長く楽しむことができますよ。

タマネギの栽培時期

参照:タマネギ(玉ねぎ)の栽培方法・育て方のコツ | やまむファーム (ymmfarm.com)

玉ねぎは、9月に種を撒き、苗を育てて、11月ごろに苗を畑に植えつけます。

その後、追肥等の手入れをしながら育てて、翌年の春5月から6月ごろに収穫をします。

種まきから収穫までは10ヶ月ほどかかるため、栽培期間は長い野菜だといえます。

そのため、初心者は11月頃に苗を購入し、畑に植え付けるのがおすすめです。

タマネギ栽培①植え付け準備

タマネギ栽培の準備として土づくりと畝づくり、苗の準備を行ないます。

土づくり

タマネギを上手に栽培するためには、しっかりと土作りをしましょう。

苗の植え付けの1~2週間ほど前に、土づくりを進めます。

タマネギの苗の植え付けは10月なので、時期がずれないように土づくりを始めましょう。

植え付けの1週間前には、堆肥を2kg/㎡、深さ20~30cmを目安に土を十分に耕して、土壌とよく混ぜ合わせましょう。

土づくりについて詳しくはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

畝づくり

タマネギ栽培で作る畝は平畝です。

畝幅は60~70cm、畝の高さは10~15cmで作ります。

水はけが悪い畑であれば、少し高めの20㎝ほどの高さにしましょう。

畝づくりについてもこちらで詳しく紹介していますので参考にしてください。

苗の準備

タマネギの苗はホームセンターや通信販売で購入可能です。

筆者は100本800円程度で購入しました。

参照:Amazon | たまねぎ苗 もみじ3号 晩生 100本 岡山県産 | 野菜

店舗で購入する場合は、苗の状態を確認して良い苗を選びましょう。

良い苗の特徴は以下の3つです。

良い苗の特徴

  • 茎の太さ5〜7mm
  • 草丈20cm〜25cm
  • 葉が3〜4枚で垂直に伸び、白い根が長く伸びているもの

苗は10から15㎝間隔で、2条から3条で植え付けます。

自分の畝の大きさに合わせて苗を購入しましょう。

また、植え付ける直前に購入して、根を水に浸けておくと萎れずに保管できますよ。

タマネギ栽培②植え付け

10月から11月頃に苗を植え付けます。

早い時期だとトウ立ちといって生育不良になりやすく、12月頃の遅い時期だと、冬を越せずに枯れる可能性があります。

タマネギ栽培において、植え付け時期は非常に重要なので、早すぎてり遅すぎたりしないように注意しましょう。

植え付ける溝を掘る

タマネギの苗を植え付ける溝を掘ります。

3㎝程度の深さの溝を畝に掘りましょう。

根が下に向くように植える

苗との間隔を10から15㎝ほどあけて、苗の根が下に向くように1本ずつ植えます。

根は下に伸びていくので、上に向かないように注意しましょう。

土を被せて寄せる

一本ずつ土を被せて土を寄せます。

根の上に土が2〜3cmほどかかる程度の深さに植えましょう。

白い部分を少し残すようにして、緑の部分まで土に埋めてしまわないように注意します。

苗が倒れないようにしっかりと土を寄せておきましょう。

かん水する

苗を植え付けたら水をたっぷり与えましょう。

苗を植え付けて1週間ほどはくたっとしていますが、しばらくするとしっかりと苗が立ち上がります。

タマネギ栽培③手入れ方法

タマネギは栽培期間が長いため、定期的な手入れも必要となります。

とはいえ、週に1回の週末農業で十分に手入れが可能です。

タマネギ栽培には、水やりや追肥といった一般的な手入れ以外に、冬を越すため、寒さ対策が必要となります。

水やり

苗を植え付けてすぐはたっぷりの水やりが必要ですが、その後は乾いたら与えるようにして、水をあげすぎないようにしましょう。

追肥

12月頃に追肥を行います。

追肥の量は50g/㎡程度です。

葉に元気がないなどの生育不良の場合は、2月頃にも追肥します。

寒さ対策

栽培期間が長く、冬を越すタマネギは寒さ対策が必要です。

  • 苗を植えるタイミングで『黒マルチ』というビニールを張る
  • 12月頃にワラやモミガラ、落ち葉を播く
  • 不織布をベタ掛けする(寒さが厳しい地域)

などの方法で寒さ対策をしましょう。

筆者はワラが少なかったので落ち葉も足してみました。

また、霜が降りてきたタイミングで根がしっかりと張っていない場合、浮いてしまうことがあるため、手でぎゅっと押してあげるようにしましょう。

まとめ

どの家庭でも常備している万能野菜である『タマネギ』の栽培方法について画像付きで詳しく紹介させていただきました。

栽培期間が長く、難易度が高そうに感じるタマネギですが、苗から育てることで初心者でも簡単に栽培することが可能です。

実際に週1家庭栽培で現在も栽培していますが、タマネギは手をかけなくてもスクスクと育っています。

料理の幅が広く様々な楽しみ方ができるだけでなく、保存も効く上に、栄養価も高いタマネギ。

自分の手で育てたタマネギを自分好みに調理して食べるのは格別ですよね。

「忙しくても初心者でもタマネギ栽培に挑戦してみたい!」

という方は、この記事で紹介したポイントを押さえながら、おいしいタマネギの栽培に挑戦してみてくださいね。

次回は収穫から料理までの様子を紹介するので、そちらもよろしくお願いします。

また、「みんなで農家さん」では、農業に関する情報だけではなく、初心者に向けた家庭菜園に関する記事も多く紹介しています。

今後も実際に野菜を栽培していく様子を紹介していくので、興味のある方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。

報告する

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。