【これでもう肥料で迷わない!】肥料について説明します!

野菜や果物、観葉植物などを育ててると必ず聞く「肥料」。

でも自分が育ててる植物にどれを使えばいいのかわからないですよね。

たくさんあっても使わないし、使い方わからないし。

使わないと今度は大事に育てた野菜や植物が枯れてしまったり。

肥料は使い方次第で植物や野菜が元気になったり、逆に病気になったり枯れてしまうこともあります。

なのでしっかり理解して色んな肥料を使い分ける必要があります。

今回は家庭菜園初心者の方のために、肥料について分かりやすく説明していきます。

ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

肥料の種類

野菜や植物が成長していく上で必要な肥料。

土を選ぶのも大変ですが、もっと大変なのが肥料ですよね。

間違った使い方をすれば、大事に育てた野菜などが枯れる可能性もあります。

まずは肥料について分かりやすく説明していきます。

肥料の3大要素

肥料には野菜や植物の成長に欠かせない、3大要素という成分があります。

N(窒素)、P(リン酸)、K(カリ)です。

この3つを肥料の3大要素と呼び、Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)もあわせて5大要素と呼ぶ場合もあります。

なぜこの3つの成分が3大要素と呼ばれるのか説明していきます。

N(窒素)

窒素は葉肥(はごえ)とも呼ばれ、葉や茎を成長させる働きがあります。

窒素をあげすぎると、成長しすぎて葉と葉の間の茎が伸びる徒長をし、弱くなり害虫の被害にあいやすくなります。

P(リン酸)

リン酸は実肥(みごえ)や花肥(はなごえ)と呼ばれ、主に花や実を多くつける働きがあります。

K(カリ)

カリは根肥(ねごえ)と呼ばれ、根や茎を丈夫にし病気にかかっても耐えられるように強くなります。

ほとんどの肥料のパッケージには、この3大要素の比率がN(窒素):P(リン酸):K(カリ)の順で、〇:〇:〇と書かれています。

この3大要素は先ほどもお伝えしたように、野菜や植物の成長に欠かせない成分です。

基本的に成分が土の中からなくなることはないですが、野菜を育てるとこの3つの成分は土からなくなります。

そのため、肥料で補う必要があるのです。

多くの肥料はこの3大要素を中心に構成されています。

3つの配合バランスのよいものを買っておけば、基本的に失敗することはないでしょう。

ですが、トマトなど実をつくる野菜など、1つの成分をより必要とする野菜もあるので、野菜の種類によって配合の割合を変えてみるのもいいと思います。

有機肥料とは

よく聞く有機野菜やオーガニック野菜。

有機ときくと体に良さそうだけど、大変そうというイメージを持たれる方も多いのでは。

有機肥料とは、大きく分けると植物由来のものと動物由来のものの2つに分けられます。

有機肥料は化学肥料に比べて有効成分が少なく、また土の中の微生物が有機肥料を分解し、植物の根が吸収するので、効果が表れるまで比較的ゆっくりで時間がかかります。

効果が表れるのはゆっくりですが、その分長く効果が表れます。

有機肥料はにおいがつよいため、ベランダ菜園などをする際は、近隣迷惑につながるため使用はお勧めしません。

しかし肥料を吸い上げる力が強いナスなどの野菜は、鶏糞などの有機肥料を使うことをおすすめします。

有機野菜については別で記事も書いているので、ぜひそちらをご覧ください。

堆肥(たいひ)

堆肥とは、牛の糞からつくられた牛糞堆肥や、鶏の糞からつくられた鶏糞堆肥など、動物の排泄物からできた肥料です。

野菜や植物の成長を促す目的だけでなく、土の環境を改善させる土壌改良を目的としても使用されます。

動植物質肥料

動物の骨や肉、魚、草木などの種子から脂肪や水分、油分などを搾り取ったもので、魚粉や油粕、骨粉質などが該当します。

有機副産物肥料

下水道処理施設などから有機副産物を回収し、それをもとに生成された汚泥肥料です。

無機肥料とは

無機肥料とは化学肥料とも呼ばれ、原油や天然ガスの化石燃料や、リン鉱石などの鉱物資源、を原料に作られる肥料です。

また3大要素のうち2種類以上から作られているものがほとんどで、複合肥料といいます。

3要素を含む場合は、化成肥料といいます。

微生物によって分解され、植物の根が吸収する有機肥料とは違い、無機肥料は水に溶けることで植物に吸収されていくので、その分効果が表れるのが速くなります。

またにおいもないため、ベランダなど近隣との距離が近いところに住んでいる方にはおすすめです。

肥料の使い方

肥料の種類について理解したら、次は使い方について説明していきます。

肥料は使い方によっては、植物の成長を促したり、逆に枯らしてしまうこともあります。

しっかり使い方を理解して、正しい方法で使いましょう。

元肥と追肥

この二つの言葉も必ず聞く言葉ですね。

全然違うのでしっかり理解しましょう。

元肥(もとごえ)

元肥とは、苗を植え付ける前、もしくは同じタイミングで与える肥料で、固形の有機肥料が多く使われます。

元肥はすぐに効果が表れる必要がないので、遅延性肥料の有機肥料を使います。

元肥におすすめな有機肥料は、動物の排泄物を利用した肥料の中でも3大要素を含み、ほかの有機肥料よりは早く効果が表れる発酵鶏糞や、葉っぱ類の野菜などの味をよくする草木灰などです。

発酵鶏糞は追肥にもおすすめな万能な肥料です。

追肥(ついひ)

追肥とは、苗を植え付けたあと成長過程の途中で与える肥料のことをさします。

よく使われるのは液体の有機肥料や、無機肥料です。

追肥はトマトなどの実ができてきたタイミングや、葉っぱ系の野菜であれば葉っぱが大きくなるタイミングで与えるので、効果が早く表れる液体の有機肥料や無機肥料を使います。

肥料の形状

有機肥料は有機肥料でも、形が全く違います。

たとえば、土にそのままさす液体肥料や、土に混ぜたり上に置いておく固形肥料などがあり、肥料の形状により使用する目的が変わってきます。

液体肥料は、液肥とも呼ばれ、肥料を液体に溶かしたもので、植物が吸収しやすい液体なので効果が表れるのが遅めの有機肥料であっても、比較的速く効果が表れます。

液体肥料は主に追肥に使用されます。

葉面散布剤は、根が栄養分を正常に吸収できないときなどに使われる肥料で、植物や野菜の本体に散布して、葉や茎から栄養分を吸収させます。

なにかしらのトラブルが起きているときに使用されます。

固形肥料は、文字通り固形の肥料です。

基本的に効果が表れるのが遅い遅効性肥料です。

そのため、元肥に使う肥料です。

土の上に乗せるだけではなく、しっかり混ぜることで土全体の栄養バランスがよくなるので、しっかり混ぜてから使うようにしましょう。

肥料投入のタイミング

肥料を投入するタイミングを間違えることで、肥料の効果を最大限引き出せず、最悪の場合野菜や植物が枯れてしまうこともあります。

しっかりきちんとしたタイミングで投入するようにしましょう。

元肥のタイミングは、苗を植え付ける1週間ほど前にするようにしましょう。

元肥ではよく有機肥料が使われますが、有機肥料は微生物に分解される際、ガスを発生することがあります。

有機肥料を元肥として投入しすぐに苗を植え付けると、そのガスの影響で枯れてしまうことがあります。

なので、元肥として有機肥料を投入したら1週間は苗の植え付けはせず、待つようにしましょう。

もしくは発酵が終わっているものであれば、1週間は待つ必要はありません。

1週間も待てない!という方は、発酵済みの有機肥料を購入するのをおすすめします。

肥料の量

「肥料だから多めにいれておけばその分丈夫になったり、美味しくなるでしょ」

と考えている人がいたら要注意です。

肥料を与える量は多ければいいというわけではありません。

多いと栄養過多になり、野菜がおいしくなくなったり、いびつな形になってしまったりします。

その肥料のパッケージに書かれている規定量を守って投入するようにしましょう。

肥料を使用する際の注意点

ここまで肥料の種類や使い方などを説明してきました。

それだけでも十分使えますが、以下のポイントにも気を付けると害虫や害鳥被害を防げたり、肥料の効果を最大限引き出すことができるので、最後まで確認してから肥料を追加しましょう。

肥料の量

育てる野菜や植物によってはもちろん、規模によって必要な肥料の量は変わってきます。

しっかり自分が育てる野菜、植物に合った量を使用するようにしましょう。

またあげすぎてしまうと、水分や土の中の栄養分を吸収できなくなる肥料やけを起こしてしまうので、量は正しい量を投入するようにしましょう。

追肥のタイミング

追肥はすぐあげてしまうと栄養過多になるので、次の追肥をあげるのは時間を少しおいてからにしましょう。

通常は10日から2週間程度の間隔で投入します。

ですが、家庭菜園初心者の方がよく使う培養土などは、肥料を十分に含まれていることが多いので、苗を植え付けたらすぐ追肥が必要というわけではなく、その培養土のパッケージに記載されている肥料の効果が切れるタイミングで追肥を投入しましょう。

遅効性の肥料はだいたい数か月から1年単位で効果が持続します。

そのため、1年に何度もあげるのではなく効果が切れるタイミングで新しく投入してあげましょう。

液体肥料は効果が表れるのが速い分、持続もしないので1週間おき程度に投入しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

野菜や植物を育てるうえで非常に重要な肥料。

自分が育てている野菜や植物に必要な成分はなんなのかしっかり理解した上で、必要な肥料を買いに行きましょう。

また大変ですが、元肥や追肥も同じものを使うのではなく、違う種類を使うことでそのタイミングで必要な栄養素を吸収することができ、野菜も大きくおいしく育ちます。

肥料を理解して使って、たくさんおいしい野菜を収穫、植物を健康に育てましょう!

本記事が、肥料を理解するきっかけとなれば幸いです。

報告する

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。