薬膳の基礎知識|東京『薬膳』おすすめランキング!

薬膳の基礎知識|東京『薬膳』おすすめランキング!!

最近では健康志向な料理を扱う雑誌や飲食店が増えてきたため、「薬膳」という言葉を目にする機会も増えてきたかと思います。

ところで皆さんは、薬膳というとどのようなものをイメージしますか?

薬のような物?漢方とは違うの?栄養があって身体に良さそうという方もいれば、苦い味がしそうというイメージを持つ方も多いですよね。

健康を意識して薬膳に興味がある方にわかるように薬膳とは何か、東京でのおすすめランキングを紹介いたします!!

『薬膳』とは

薬膳に対する誤解

「薬膳」の基本の考え方

基本の考え方「陰」と「陽」

五臓、六味、五行、五気とは

五臓

六味

五行

五気

「薬膳鍋」をじっくり味わえるお店おすすめランキング!!

第一位 「10ZEN(ジュウゼン)」(品川)

第二位「ZEN ROOM(ゼンルーム)」(自由が丘)

第三位 香食楽(かくら)【中目黒】

第四位 中国薬膳料理 星福 【銀座】

気軽にいける【東京】の薬膳カフェおすすめランキング

第一位《代官山》tao美膳カフェ

第二位《表参道》毎日薬膳Soup+

第三位 《浜松町》旬穀旬菜カフェ

第四位《日暮里》薬膳カレーじねんじょ 谷中店

まとめ

『薬膳』とは

薬膳とは、中医学の考え方に基づいた食事のことで、体調不良を改善し、健康的な体作りを促すことを目的としています。

西洋医学では、病気の患部に注目して診断して投薬治療で早く治すことを目指します。

中医学では体全体のバランスや患者の体質を診て、普段の生活の中から病気にかからないよう予防をしていきます。

体の不調が症状として表れるのは「病気」ですが、明らかな症状が出ていなくとも、体のバランスが崩れている状態を「未病」と言います。

薬膳では中医学の考え方をもとに、その日の自分の状態に合った食材を摂ることで、「未病」を改善していきます。また、美容効果も期待されています。

薬膳に対する誤解

薬膳に対して抱いているイメージとして、「漢方薬を混ぜた食事」「薬臭い食事」「美味しくない食事」などがあるかと思いますがこれらは誤解です。

薬膳の基本は「体に合った美味しい食事」です。

季節やその日の体調などに合わせて選んだ食材をおいしく摂取することで、体を内側から整えます。

薬膳を実践することで、体を健康に保ち、精神を安定させ、美容が促進されるなどの大きなメリットがあります。

「薬膳」の基本の考え方

薬膳の基本を成す考え方はいくつか存在します。

しかしこれらは独立しているのではなく、繋がりがあるのが大きな特徴です。

基本の考え方「陰」と「陽」

薬膳の基本を成す考え方の1つが「陰」と「陽」です。

この世にあるすべてのものは陰と陽に分けられます。

例えば、太陽(陽)と月(陰)、昼(陽)と夜(陰)、男性(陽)と女性(陰)といったかたちです。

陰と陽がバランスをとって存在することで、世界の調和が成り立っています。

食材にも、体を冷やす「陰」のものと、体を温める「陽」のものがあります。健康を保つためには、それぞれを上手に組み合わせることが大切です。

五臓、六味、五行、五気とは

一度は聞いたことある五臓六腑は実は体の健康を考える中で知っていることでどんな薬膳を食べるかにも判断できる材料の一つになるのでぜひ知っておきましょう!!

五臓

人間の体の「肝・心・脾・肺・腎」を指し、それぞれに役割があります。

肝:血や気の流れを調節する器官です。血液を造り、体全体に循環させて蓄えたり、目の機能に影響したり、ストレスから人体を守ったりなどの役割を持ちます。

心:五臓を調節する器官です。血液を体全体に循環させるほか、冷えから体を守る、精神を安定させるなどの役割を持ちます。

脾:胃や腸などの消化器官です。消化・吸収を調節し、食材の吸収や分解、栄養の伝搬などの役割を持ちます。

肺:呼吸を司る器官です。呼吸の調節や免疫機能の調節、水分調節、肌の保護など、広い範囲に影響を与える役割を持ちます。

腎:水分代謝などを調節する器官です。尿の分泌と排出のほか、老化防止、発育促進、ホルモンバランスの調整、エネルギー蓄積などの役割を持ちます。

六味

食材の味である酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味・淡味を指します。

また、食材が五臓に対して作用する効能そのものも意味します。

そのため、単なる味とはまた異なる概念です。

それぞれの味に対応する症状と働き、食材を解説します。

酸味:酸っぱい味

対応する症状:精神の緊張、下痢、発汗、慢性の咳、多汗、心悸・動悸、頻尿、遺精など

働き:「肝」に作用する

食材:烏梅、レモン、ざくろ、酢、ブルーベリー、リンゴ、スモモなど

苦味:苦い味

対応する症状:炎症、発熱、多汗、口内炎、排尿痛、血尿、便秘など

働き:「心」に作用する

食材:セロリ、緑茶、アロエなど

甘味:甘い味

対応する症状:食欲不振、痙攣、発熱、虚弱な体質、慢性の痛みなど

働き:「脾」に作用する

食材:そば、牛乳、卵、トウモロコシ、穀類、トマト、ブドウ、リンゴ、キュウリなど

辛味:辛い味

対応する症状:痛み、冷え性、鬱状態、於血など

働き:「肺」に作用する

食材:ネギ、ショウガ、ワサビ、ニンニク、唐辛子、コショウなど

鹹味:塩味

対応する症状:便秘、痰、咳・喘息、できものなど

働き:「腎」に作用する

食材:イカ、アサリ、タコ、味噌、昆布、海苔、クラゲなど

淡味:はっきりしない味

対応する症状:難聴、もたれ、めまい、むくみ、排尿、下痢など

働き:「脾」「五臓」に作用

食材: ヨイクニン、冬瓜など

五行

五行もまた、薬膳における重要な概念の一つです。

五行理論では、宇宙の万物は性質が異なる5つの物質で構成され、それぞれが相互に作用したり、反発しあったりして成り立っています。

その5つの性質が「木・火・土・金・水」の五行で、自然界の物質は五行のいずれかに分類されます。

五気

五気は、食材が持つ5つの性質である「寒性・涼性・平性・温性・熱性」を指します。

食材を食べた後で、体にどのような影響があるかで分類されます。

寒性:

体を冷やす作用がある

ズッキーニ、スイカ、トマト、ゴーヤ、バナナなど

涼性:

寒性ほどではないものの、体を冷やす作用がある

そば、ナス、セロリ、キュウリ、水菜など

平性:

特に影響を与えない

豆類、白菜、豚肉、キャベツ、ニンジンなど

温性:

熱性ほどではないが、体を温める作用がある

ショウガ、栗、シソ、ニラ、みかん、タマネギ、鮭など

熱性:

体を温める作用がある

唐辛子、コショウ、シナモンなど

「薬膳鍋」をじっくり味わえるお店おすすめランキング!!

参照:https://www.sanlabo.net/shop/shop.shtml?s=3831&e=1397&t=76

第一位 「10ZEN(ジュウゼン)」(品川)

東洋医学の考えに立脚し、昼からでも本格薬膳料理が楽しめるのが「10ZEN 品川店」です。

品川駅高輪口を出て右折、漢方ミュージアム内にあります。

契約農家から野菜を直接仕入れ、新鮮で栄養価の高い野菜をふんだんに用いた薬膳料理が楽しめます。

お昼は1,000円ほどの薬膳カレー、夜は5,000円ほどで薬膳鍋のコース料理が楽しめます。鍋は主に4種類あり、デトックスコースが人気となっています。

昼は結構混んでいることが多いので訪れる際にはご注意を。

第二位「ZEN ROOM(ゼンルーム)」(自由が丘)

免疫学を大学で勉強していたオーナーと漢方薬剤師監修の薬膳料理が頂けるのが「ZEN ROOM」です。

自由が丘駅北口から徒歩7分ほどのところにあります。

お昼は1,000円ほどの「健彩麺セット」、夜は3,680円「薬膳とワイン持ち込みのお得なコース」がそれぞれ人気です。

ワインと薬膳の組み合わせはあまりなじみがないかもしれませんが、有名なソムリエの方々が相性がよいと評判となっています。

ワイン好きの方は是非立ち寄ってみてください。

第三位 香食楽(かくら)【中目黒】

10年以上試行錯誤を重ね、栄養と旨味を凝縮させた一品となっています。

27種類ものスパイス・ハーブ・生薬と12種類ほどの野菜や果物のペーストをふんだんに使用していて、化学調味料も一切入っていません。

素揚げした野菜もそれぞれに素材のおいしさが感じられます。

お米を五穀米に変更できるのもうれしいポイントです。

第四位 中国薬膳料理 星福 【銀座】

日本初の中国薬膳料理店として高名な銀座の「星福」。

中央通り沿い、銀座6丁目の交差点付近にあります。

現地から無添加の食材を仕入れて本場本物の薬膳料理を提供してくれるこのお店は、「アガリスク茸入りフカヒレ姿の煮」や、黒酢で作った「薬膳酸辣麺」など絶品料理が様々あります。

中でもオススメの一品は「薬膳養生蒸しスープ」です。

贅沢な食材を入れ、長時間煮込んだ極上のスープで、胃や腸の調子を整えてくれます。個室も完備しているのでゆっくりと薬膳料理を堪能できるので数多くの食通が足を運んでくるお店です。

気軽にいける【東京】の薬膳カフェおすすめランキング

参照:https://awoman.jp/article/3018

第一位《代官山》tao美膳カフェ

ランチメニューの1つ、バランス・ブッタボールは20種類の食材が入ったボリューム満点のサラダランチです。ヘルシーなのでダイエット中の方にもおすすめ。

第二位《表参道》毎日薬膳Soup+

表参道駅から徒歩約3分の場所にある薬膳スープのお店。

店内はイートインスペースが数席あるだけの小さなお店で、テイクアウトがメインの方が多いようです。

具だくさんのおいしいスープにパウダーやトッピングをプラスして自分だけのオリジナル薬膳スープが作れる、毎日通っても飽きのこないお店。

薬膳パウダーの説明も丁寧に書かれているだけでなく、「血液サラサラ」「冷え性」などキーワードが書かれているので薬膳に詳しくない方でも選びやすいのが嬉しい。

薬膳パウダーの説明も丁寧に書かれているだけでなく、「血液サラサラ」「冷え性」などキーワードが書かれているので薬膳に詳しくない方でも選びやすいのが嬉しい。

第三位 《浜松町》旬穀旬菜カフェ 

日本(京)料理に薬膳のココロを盛り込んだメニューは野菜ソムリエ、国際薬膳師によるオリジナルメニューです。

3000を超えるメニューの中から、旬のもの、美味しいものを吟味しています。

価格は千円前後なので毎日通ってくるお客さんもいます。

栄養価もボリュームも満点なので、職場が近場の方は是非訪れてみてください。

第四位《日暮里》薬膳カレーじねんじょ 谷中店

薬膳カレーが有名で、ランチはオープンしてすぐに行列ができるほど。

ランチは日替わり野菜カレー、鶏肉カレー、牛すじカレー、海鮮カレーの4種類で、いずれもバターやラード・添加物不使用。そしてトッピングのサービスもあります。ちょっと疲れが取れない…という方は「ヤマイモ・黒ごま」、風邪を予防したい方は「しょうが・紅花」がおすすめですよ

まとめ

食べることで身体を元気にしていくと考えられており、病気予防や疲労回復だけでなく、美容にもよいと言われていることから、美容と健康に気を配る女性を中心に注目を浴びている薬膳について紹介してきました。

薬膳料理と聞くと生薬がたくさん入っていて美味しくなさそうというイメージを持っている方もまだまだ多いかもしれません。

薬膳料理でもおいしく食べられるカフェも増えてきて薬膳を気軽に食べられるようになってきてます。

実際におすすめ店の薬膳料理などは非常に食べやすく美味しかったです!!

これから健康のために薬膳を試しに食べてみたい人には気軽に食べられるカフェにまずは足を運んでみてください!!

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