酪農家とは?仕事内容・年収など基礎知識を徹底解説!

普段私たちが飲んでいる牛乳やチーズなどの乳製品はどこで作られているか知っていますでしょうか?
自然の中で牛を飼い、牛乳やチーズの元となる生乳や乳製品を生産しているのが酪農家(酪農農家)の仕事です。
この記事では酪農農家の基礎知識・仕事内容・年収などを解説していきます。
農家と言っても幅広い仕事内容があります。これから就農を考えている方は記事を参考に「酪農家」を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

酪農家とは?

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酪農家とは乳牛を飼育して生乳や乳製品を生産する農家のことです。
牛の乳から搾った生乳を加工して普段私たちが飲んでいるものが牛乳になります。
また勘違いする方もいますが酪農家とは牛だけでなく、ヤギなどの乳牛以外の動物から乳を搾取する農家さんも酪農家と言います。

また酪農家は乳を絞って牛乳にするだけでなく、生乳を加工してチーズやアイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品に加工するまで全てを行う酪農家もいます。

次に酪農家の1日の仕事の流れを紹介します。

酪農家の1日の流れ

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酪農家は牛に合わせた生活を送ることが一般的です。
餌やりや牛舎の掃除、搾乳など様々な仕事を行いますが基本的に牛の病気やストレスを与えないように決まった生活を送らせてあげる必要があります。

酪農家によって異なりますが一般的な1日の流れを紹介します。

5時
起床。酪農家は基本的に明るくなると同時にスタートします。
夏の暑い日は牛舎の中も気温が高くなるため、早朝の涼しい時間に仕事を行うようにしている酪農家が
多くいます。

6時
朝初めに行う仕事は牛舎の清掃です。基本的に糞尿などは外に排出される仕組みが作られていますが、牛舎の通路掃除や汚れたわらを取り替えたりなどを行います。

7時
牛舎の清掃が終われば餌やりを行います。餌の種類や飼料の配合などは様々ですが餌やりを行いながら牛1頭1頭の体調に変化がないかを確認していきます。

7時半
餌やりを一通り行えば、朝食をとります。約1時間〜1時間半ほど小休憩を挟みながら午前中の作業をしていきます。

9時
牛に餌やりをして食べ終えた頃を見計らって搾乳作業を行います。
乳頭を消毒しながら搾乳した乳の状態を見ながら行います。搾乳したモノの状態で牛の体調がわかることもあるので慎重に行います。

10時
ここからは子牛の世話を行います。
生後まもない子牛などは手作業で哺乳を行い子牛の餌を用意する、牛舎の清掃など合わせて行います。

11時
早めの昼食をとります。
この時6月〜9月は牧草の刈り取りシーズンになるので休憩時間を利用してトラクターで刈り取り作業などを行う必要があります。

13時
タンクローリーと言って午前中に搾乳した生乳を加工工場へと運ぶ自動車がきます。

16時半
午前中に行った餌やりを行います。
また牛舎の清掃や寝わらを敷く作業なども行います。

18時
2回目の搾乳を行います。
給水器に水を足す他、乳牛が夜を過ごすための準備を整えていきます。

20時半
1日の作業終了になります。

酪農家の1日の流れを紹介しました。あくまでも一般的な例ですので酪農家によって変化はあります。
しかしどの酪農家も同じなのは牛を中心に1日のスケジュールが決まるということです。

また1年を通して家を長期間空けることができないのも酪農家の特徴と言えます。

酪農家の仕事内容について

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ここまでで酪農家の仕事の流れについてわかって頂けたかと思います。
ここからは酪農家の仕事の1日の流れについて解説します。

搾乳

酪農家の仕事とで代表的なものとして搾乳があります。
先程の「仕事の1日の流れ」でも紹介しましたが、搾乳は基本的に1日2回行います。
搾乳の際には殺菌と病気予防の為に、牛の乳首を消毒します。

また手で搾乳するというイメージがある方も多いかと思いますが、ごく小規模な酪農家を除けば搾乳は機械で行う酪農家が多いです。
また搾乳は牛の健康状態を確認できる作業でもありますので酪農家の仕事で最も大事な作業の1つと言えます。

餌やり

エサやりも毎日欠かすことのできない作業です。
大人の牛は1日あたり15キロほど干し草を食べ、60〜80リットルの水を飲むと言われています。
餌やりというのは牛から搾取する生乳に大きく影響が出ます。
毎日決まった時間に餌を与える、状態のいい干し草を与えるなど配慮する必要があります。

この餌やりの配慮を怠ると牛の生育に影響が出ていい生乳の搾取ができなくなる可能性もあります。

乳牛の人工授精・出産

乳牛の繁殖は酪農の継続に欠かせない仕事です。
常に牛の状態を確認し発情の兆候を見逃さず、適切なタイミングで人工授精を行う必要があります。

また家畜人工授精師の資格があれば飼育している牛に自ら種付けを行うこともできます。
およそ9ヶ月半ほどの妊娠期間を経て出産となります。

牛舎の清掃、わらの入れ替え

一見地味な仕事に見えるかもしれませんが酪農家にとって大事な仕事の1つです。
牛舎の清掃は牛たちが快適に過ごせるように行う必要があります。

またわらは毎日取り替え常に新鮮なモノにしておく必要があります。
牛にストレスを与えない生活を送らせることで搾乳の質や量がよくなります。

牧草の栽培・飼料づくり

牛たちの餌となる牧草を栽培したり飼料を入手したりします。
飼料にはデンプン質が豊富なデントコーンと呼ばれるとうもろこしや小麦、大麦などが多く用いられますが基本的に輸入品を使う方が多くいます。
しかしコロナウイルスやウクライナ情勢の影響で物価高騰が止まらず、酪農家が頭を抱える問題となっています。

乳製品生産

搾取した生乳を出荷するだけでなく、乳製品の加工まで自ら行う場合もあります。
チーズやヨーグルト、アイスクリームなどに加工し販売まで行ういわゆる「6次産業化」に取り組む酪農家もいます。
全てを自社で行えば、収入や売上を増やすことが可能です。

酪農家の年収を紹介

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酪農家を目指す際に1番気になるのが年収ではないでしょうか?

酪農の仕事の平均年収は「求人ボックス(給料ナビ)」によると、平均年収約354万円、月給で換算すると29万円、初任給は20万円程度が相場と言われています。
平均年収を見ると日本の年収よりは少し低いと言えます。

またあくまでも平均年収なので就農する際に個人経営か法人に就職か、資格を持っているか、働く場所で年収というのは変わってきます。
例えば地域別で比較すると最も平均年収が高いのは「中部・北陸」で394万円、最も低いのは「九州・沖縄」で315万円となっています。

また「北海道・東北」で見ると340万円ですが北海道だけで見ると平均年収は1000万円超えとされています。
農業というのは酪農家に限らず「どこでどんな仕事を行うか」がとても大切だと言えます。

酪農家をするなら必ず北海道というわけではありません。

しかしここまで年収に差が出るのは気候や土地の性質などが関係してくることは一理あると頭に入れておきましょう。

酪農家になる為には?

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最後に酪農家になる方法を説明します。

まず酪農家になるために農業の大学に行ったり、特別な資格は必要ではありません。
全く関係ない仕事をしていて脱サラをして酪農家になった方もいます。

しかしある程度の知識や経験がなければ酪農家として個人で行うのは厳しいです。

専門的な知識を学ぶ為には農業大学校や研修施設などで酪農について基礎知識を学ぶことをお勧めします。
しかし脱サラしてまた学校に行くには時間やお金がかかります。そうした場合は酪農家の法人でお金を稼ぎながら学ぶことをお勧めします。
ハローワークやJAなどに行けば仕事を紹介してくれる場合もあります。
修行期間は最低でも2年〜3年を積んでそこから酪農家として個人経営するかどうか決めましょう。

まとめ

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ここまで酪農家の基礎知識・仕事内容など解説しました。
現在は価格高騰や農業の人材不足により酪農だけでなく農業全体が厳しい現状に直面していると言えます。
しかし酪農家というのは日本人の暮らしに欠かせない重要な産業の1つです。

決して楽な仕事とは言えませんが日々自然と触れ合い、牛たちと人生を共にする酪農家はとてもやりがいのある仕事だと言えます。
この記事を読んでぜひ酪農家を検討してみてはいかがでしょうか?

また「みんなで農家さん」というサイトでは酪農家以外にも様々な農家の仕事を紹介しています。
他の農業の仕事を見たいという方はぜひ参考にしてみてください。
https://minnadenoukasan.life/

最後まで閲覧いただきありがとうございました。

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