【おいしい野菜】見分けるコツ教えちゃいます

スーパーマーケットで野菜を買うとき、どうやって選んでますか?

「適当に選ぶ」

「ツヤツヤしてるものを選ぶ」

「元気そうなのを選ぶ」

今回は、さまざまな視点からのおいしい野菜の見分け方をご紹介します。

ぜひ最後まで読んで、日々の買い物の参考にしていただければ幸いです。

野菜の新鮮さを見分ける方法

一番これを知りたい方が多いはず。

野菜が新鮮かどうがを見分ける方法をご紹介します。

新鮮かどうかを見分けるには、見た目、触った感じ、においで判断することができます。

それぞれ詳しく説明していきます。

ヘタを確認する

トマトやナスなどのヘタがある野菜は、ヘタの状態で新鮮かどうかを判断することができます。

新鮮な状態な場合、ヘタがみずみずしくピン!と張っています。

ヘタは人間でいう胎盤と同じ役割を担っていて、養分や水分は一度ヘタで蓄えられます。

必要なタイミングで必要な分だけ実に補給されます。

ヘタで蓄えていた養分や水分が余った場合、茎や葉に戻されます。

なので茎や葉に十分な養分や水分がないとヘタは頑張って必要な分を確保しようとし、しっかりとしてきます。

ヘタがしっかりしてくると実もしっかりしてくるので、ヘタがしっかりしていて、ヘタのすぐ下のあたりがすぼまってない状態の野菜は栄養分も多くおいしい野菜に育っています。

そして収穫して時間が経つとヘタがしぼんでくるので、野菜売り場でヘタがしぼんでいる野菜は選ばないようにしましょう。

切り口を確認する

大根や白菜、アスパラガスなど切った状態でうられていることもある野菜は、切った面を確認するようにしましょう。

収穫して切られると、切り口から痛みはじめるなど、切り口は野菜の状態が顕著にみられる部分です。

収穫してすぐのものは水分が十分にあり、みずみずしい見た目をしていますが、収穫してから時間が経った野菜の切り口は乾燥して変色しているものもあります。

乾燥しているもの、切り口が変色してきているものは選ばないようにしましょう。

色を確認する

ホウレンソウやレタスなどの葉っぱ類は色が濃すぎず薄すぎないものを選びましょう。

色が濃いものは化学肥料などを使って栽培され、栄養過多になりゴワゴワで固くなっています。

ですが薄すぎると収穫して時間が経ってしまっている可能性があるので、白い部分との境目がしっかり分かれているもの、ぼやけていないものを選ぶようにしましょう。

トゲの状態を確認する

「きゅうりはとげとげの物を選ぶといい」

と一度は聞いたことがあるはず。

とげを触るといたいということは、とげに十分な水分が含まれていることを表します。

もちろん収穫して時間が経てば、とげの水分がなくなり痛くなくなります。

なのできゅうりやオクラなどとげのあるものは、一度触ってみて痛いものを選ぶようにしましょう。

重さを確認する

重さはすべての野菜に当てはまる項目で、基本的に重いものを選ぶようにしましょう。

重いということは、しっかり葉などが巻いている、つまり実の詰まった野菜であることを表します。

また実が詰まっているだけでなく、水分もしっかり含まれている状態です。

白菜やキャベツ、レタスなどはよくカットされた状態で売られていますが、切り口が変色しておらず、葉どうしの隙間がなくびっしりつまっているものを選ぶようにしましょう。

野菜ごとのおいしいポイント

きゅうり

きゅうりはとげでおいしさを判断することができます。

先ほども説明した通り、鋭いとげは水分がしっかりあることを表します。

鮮度が落ちてくると水分がなくなり、とげも丸くなり痛くなくなります。

ただもともととげがない品種もあるのでとげがないからといって、すべて悪いわけではありません。

とげがある品種がおいてあれば、触ると痛いほど鋭いとげをもつきゅうりを選ぶようにしましょう。

またとげだけでなく、きゅうりにくびれがあるかどうかでもおいしいかどうかを判断することができます。

くびれがあると突然肥料をあげたり成長過程が一定ではなかったことを表すので、くびれがないものを選びましょう。

曲がっていてもくびれがなければおいしいので、必ずしもまっすぐのものを選ぶ必要はありません。

また色も鮮やかな緑で固いものは栄養分や水分をたっぷり含んでいるので、美味しく食べることができます。

旬は5月から9月までと比較的長い期間楽しむことができます。

たまに白い粉のようなものがついている場合はありますが、これはブルームと呼ばれる野菜から分泌されるもので体に害はないので食べることができます。

白菜

白菜を選ぶときは大きさではなく重さで選ぶようにしましょう。

重い白菜は水分が多く、葉もびっしり生えていて糖度が高いという傾向があります。

白菜の葉の芯ではない白い部分を葉脈といい、この葉脈が左右対称に伸びているものは成長が偏りなく行われたことを表します。

また芯の切り口の直径が5㎝のものは栄養分がしっかりと行き届いていることを表します。

切り口が黒くなっていると、鮮度は落ちているので白いものを選びましょう。

またカットされていれば、葉がしっかり詰まっているもの、切り口の葉の色が緑ではなく黄色いものが新鮮な白菜なので、選ぶ際はカットされた断面をよくみてから購入しましょう。

旬は11月から1月までと鍋シーズンにぴったりの野菜です。

キャベツ

キャベツは冬キャベツと春キャベツで選ぶポイントが全く違います。

冬キャベツは白菜と同様、重くて葉がしっかり詰まっているもの、また切り口が緑ではなく黄色のものが新鮮でおいしいキャベツです。

また外側の葉のみどりが鮮やかなもの、冬の場合は寒気にふれ甘味がますと紫色になるので、紫色のものを選ぶといいでしょう。

一方春キャベツは、育ちすぎるとかたくなるので重いものではなく、軽いもの、葉が詰まっていないものを選ぶようにすると、軽い口当たりのいいキャベツを食べることができます。

1月から3月が冬キャベツの旬で、冬キャベツの旬がすぎると春キャベツの旬になり、春キャベツが5月までおいしく食べることができます。

じゃがいも

種類がたくさんあるジャガイモですが、まずは有名な男爵とメークインの特徴を説明します。

男爵はごつごつしていて球状の粉っぽいのが特徴です。

また切断面は白く、加熱するとやわらかくなりつぶしやすくなるので、マッシュポテトやポテトサラダに向いています。

メークインは卵型をしていて、切断面はきめ細かい淡い黄色です。

加熱しても崩れにくく、硬いのが特徴です。

選ぶ際に一番気にしてほしいのが、緑色になっていないかです。

緑色はソラニンという有害物質なので、絶対に食べないようにしてください。

じゃがいもは日光や蛍光灯でも緑色に変色します。

なのでスーパーでもそうですが、自宅に持って帰ってきてからも保存方法は注意してください。

次に確認するポイントはふっくらして、ハリがあるかどうかです。

新鮮なじゃがいもは皮が薄く硬いです。

柔らかいものではなく、硬いものを選びましょう。

最後にあまりないとは思いますが、根が出ていないものを選びましょう。

根は緑色になった皮と同じくソラニンを含みます。

根が出ていないものを選ぶようにし、もし自宅で保管していたら根がでたり変色してしまった場合は、その周りを気持ち多めに切り食べないようにしましょう。

旬は10月11月と短めです。

たまねぎ

玉ねぎはきれいな球体で重く硬いものを選ぶようにしましょう。

軽かったり柔らかいものは傷んでいる可能性があります。

頭の部分を触ってみてへこむようであれば傷んでいるので、選ばないようにしましょう。

また皮が湿っているのも痛みの証拠なので、乾いているものを選びましょう。

新玉ねぎは、普通のたまねぎより水分が多いので普通のと比べると柔らかいですが、選ぶ際は柔らかすぎないものを選びましょう。

そして根や芽が出すぎているものは成長のしすぎでおいしくないので、根も芽もあまりでていないものを選びましょう。

旬は新玉ねぎが春の4月5月、普通の玉ねぎが8月から12月と1年の半分程度はおいしいものが食べられます。

ニンジン

ニンジンは、葉を切り落とした際の軸の直径が小さい方がおいしく、やわらかい栄養たっぷりのニンジンです。

葉を切り落とした軸が黒くなってきているものは、収穫してから時間が経っているので選ばないようにしましょう。

また色は濃く、重いものが水分量が多いので、持って確かめましょう。

ただ重いのがいいなら太い方がいい、というわけでもなく、細長いほうがニンジンはきめ細かい口当たりです。

たまに白い根のようなものが生えているものがありますが、これはひげとよばれていてひげが生えているものは、食べごろをすぎています。

表面がなめらかでひげが生えていないニンジンは成長スピードが一定だったことをあらわしているので、見た目がきれいなものを選ぶようにしましょう。

かぼちゃ

かぼちゃは収穫してすぐスーパーなどの店頭に並ぶわけではなく、1~2か月ほど寝かしてから出荷されています。

寝かすことででんぷんが糖に変わり甘くほくほくなかぼちゃになります。

選ぶ際は左右対称で、茎の部分が乾いてコルク状になっているものが、栽培環境がよくしっかり熟成されたという証拠になります。

また皮が硬く色鮮やかな重いかぼちゃは、ちょうどいいタイミングで収穫され熟成されてものなので、形も色もきれいな重いかぼちゃを選ぶようにしましょう。

旬は9月から12月です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

野菜ごとのポイントを覚えることが一番いいですが、全て覚えるのは大変なのではじめは最初にご紹介した種類ごとのポイントから覚えて、買い物をしてみてください。

最近は野菜の物価高騰で高いお金出して買ったのに、美味しくないなんてことを減らすためにもぜひ実践してみてくださいね。

ぜひ家族やお友達にも教えてみんなで新鮮でおいしい野菜を食べましょう!

この記事がきっかけでおいしい野菜を食べれるようになれば幸いです。

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