気になる農業ニュース2022【今人気の国産バナナ!】~国産バナナの魅力をランキング形式で紹介~

目次

①始めに

②国産バナナついて

 ②-1:国産バナナの生産量

③外国産と国産バナナの違いとは?

 第3位:価格

 第2位:品質

 第1位:栽培方法

④国産バナナを支える新農法【2種】

 第2位:温泉熱利用栽培

 第1位:凍結解凍覚醒法

⑤おすすめの国産バナナ【3選】

 第3位:NEXT716【宮崎県】

 第2位:もんげーバナナ【岡山県】

 第1位:神バナナ【鹿児島県】

⑥最後に

始めに

「みなさんが一番よく食べるフルーツはなんですか?」この質問をしたときに一番最初に思い浮かぶフルーツはなんでしょうか。私のなかではバナナ一択でした。おそらく多くの人がバナナが思い浮かんだのではないでしょうか。

 実際にネット上の「もっとも食べられているフルーツは?(2017年)」の調査結果でも堂々の1位はバナナであるという調査結果がでています。

1位:バナナ ・ 2位:リンゴ ・ 3位:みかん

 さらに、人気の理由を調べてみると、以下のような理由でバナナが人気であることが分かりました。

【人気理由】 1位:安い ・ 2位:健康的 ・ 3位:美味しい

 確かにバナナは価格が安いだけでなく、1年中スーパーなどに売っていて、多くの人に馴染みのあるフルーツだという印象があります。

 そんな多くの人に人気のバナナですが、スーパーなどに売っている8割がフィリピン産バナナであり、普段食べているバナナのほとんどが外国産であるということは、みなさんも知っていて、逆にバナナを日本で栽培しているというイメージは湧かないのではないかと思います。

 実際日本で消費されている99%以上が外国からの輸入品です。しかし、今日本で栽培されたバナナが人気であることを知っていますか?

 インターネットで国産バナナと検索してみると通販サイトには多くの国産バナナが販売されていて「皮まで食べられる」・「超希少」・「神バナナ」など気になる言葉をいくつか見つけました。

 この記事では、今人気になりつつある国産バナナの魅力をランキング形式で分かりやすく紹介していければと思います。

国産バナナについて

国産バナナの生産量

1位:沖縄県(75.1%) ・ 2位:鹿児島県(24.9%)

 この結果でも分かるように、国産バナナの生産量のほとんどが沖縄県と鹿児島県です。バナナは比較的暖かい地域で栽培されるイメージがあるように、日本で栽培されるバナナも日本のなかで1年間を通して暖かい地域でバナナの栽培が盛んであるということが分かると思います。

 しかし近年、栽培技術の発展により北海道や東北といった比較的涼しい地域でもバナナが栽培されるようになってきています。そして、日本国内で栽培されたバナナは高級品として通販などで人気商品になっています。

 ここからは、日本で栽培されるバナナと普段私たちが食べている外国産のバナナは何が違うのか。北海道や東北などの雪口で栽培されているバナナはどのように作られているのかなどまとめていきたいと思います。

 

外国産と国産バナナの違いとは?

 現在日本のスーパーなどで販売されているバナナのほとんどがフィリピン産のバナナです。価格も安いため家に常備しているという方も多いのではないでしょうか。

 そんな私たちが慣れ親しんでいる外国産のバナナですが、高級品として取り扱われている国産バナナは、外国産のバナナと一体何が違うのでしょうか。

 ここからはその違いについてランキング形式で解き明かしていきたいと思います。

第3位:価格

 まず第3位として紹介したいのは「価格」です。国産バナナと外国産のバナナの価格はどのくらい違うのでしょうか。参考例をまとめてみました。

【外国産バナナ】

1房(4本~5本)

安値:100~200円前後

高値:300~400円前後

【国産バナナ】

岡山県産バナナ:1本(600円)

鹿児島産バナナ:1本(800円)

宮崎県産バナナ:1本(700円)

 外国産と国産のバナナの価格の違いについて驚いた人も多いのではないでしょうか。なぜこんなにも価格が違うのか。ここから解説していきます。

第2位:品質

 外国産バナナと国産バナナの違い、第2位は「品質」の違いです。品質と言っても鮮度が良い悪いという意味ではありません。

 国産バナナと外国産バナナの最大の違いとしては外国産のバナナは輸入されて日本に来るということです。日本では、害虫の侵入を防ぐためにバナナが熟した状態では輸入することができないという決まりがあります。そのため、外国産のバナナは青いうちに収穫したものでなければ輸入することができません。

 逆に日本で栽培されたバナナであれば輸入条件は関係ないので、1番美味しい状態で収穫しすぐに出荷することができます。

 さらに、高級バナナとして販売されている国産バナナのほとんどは農薬を使用しないため安心・安全そして美味しいという条件が揃っていることも人気の秘訣であると言えます。

 バナナというと暑い場所での栽培がメインで栽培されています。暑い場所で栽培を行うとなると多くの害虫がバナナを狙って集まってきます。そのため、害虫を減らすための殺虫剤の散布などを行うことが美味しいバナナを育てるための条件と言えるでしょう。

 しかし、日本で作られているバナナは無農薬栽培や北海道や東北など涼しい地域での栽培も行われ、高級品として高値で取引されています。

 なぜ、日本で栽培しているバナナはこれまでのバナナ栽培の常識を覆した栽培が可能となっているのでしょうか。その理由を次で説明していきます。

第1位:栽培方法

 外国産バナナと国産バナナの違いの第1位として紹介するのが「栽培方法」の違いです。バナナの栽培に適した条件には、日当りがよい場所、少なくても年中15以上の気温を保てる暖かい環境があることなどがバナナを栽培する条件となってきます。

 上記の少なくても年中15度以上を保つという条件をクリアする地域を探すとなると沖縄県や鹿児島県のような日本の中でも比較的暖かい地域しか育てられないじゃないかと思うかもしれませんが、最近ではハウスを使い年中15度以上に気温を保つなどの工夫をしながら寒い地域でもバナナ栽培する地域が増えてきています。

 

しかし、ハウスだけでは冬になると15度を下回ってしまうこともあり、暖かさを保つにはより一層の工夫が必要でしたが、温泉の熱を利用して温度を保つ工夫や逆転の発想でバナナに寒さ耐性をつけてしまい冷やすことで糖度を高める方法などを開発したことで、ただバナナを栽培できるようになっただけでなく、味の質も高めることに成功しました。

 

 では、ここからは上記で紹介した温泉熱を利用した栽培方法やバナナに寒さ耐性を付けて糖度を増す栽培方法など具体的に説明していきたいと思います。

 

 

国産バナナを支える新農法【2種】

 ここからは、日本のバナナ栽培を支えている2つの栽培方法について紹介していきます。これから紹介する2つの方法は、全国でバナナを栽培し高級品と呼ばれるまでになった活気的な新農法です。

第2位:温泉熱利用栽培

 最初に紹介する新農法は温泉熱利用栽培です。名前の通り温泉の熱を利用してバナナなどの植物を栽培する方法です。温泉の熱を利用するといってもどのように利用するのか想像が付かないと思うので、実際に温泉熱利用栽培でバナナを育てている「株式会社 奥飛騨ファーム」のホームページから抜きだして紹介していきたいと思います。

 ㈱奥飛騨ファームさんではバナナを栽培しているビニールハウスの中に、苗木に沿って引いた配管に65度の温泉が流れる仕組みになっています。

 これにより真冬でもハウスの中を常時30度に保つことができるようになり、バナナの栽培が可能になったといいます。

【一部引用】

見てわかる奥飛騨バナナ栽培(温泉湯気栽培・温泉熱栽培) (okuhidabanana.net)

 上記で紹介した具体例は、奥飛騨ファームさん独自の方法で、日本初の温泉湯気栽培と言われています。今紹介した具体例のように温泉の熱を利用してバナナを栽培する方法を温泉熱利用栽培といいます。

第1位:凍結解凍覚醒法

 続いて紹介する栽培方法は凍結解凍覚醒法です。凍結解凍覚醒法は岡山県岡山市にある「農業法人・株式会社D&Tファーム」が40年かけて開発した方法です。この方法は人気テレビ番組の「ザ!鉄腕!DASH!!」でも特集されていました。

 

 凍結解凍覚醒法を簡単に説明すると、これまで年中暖かい地域でないと栽培できないとされていたバナナ栽培でしたが、冬場冷え込む地域でもバナナの栽培ができるように寒さや病気に強いバナナ栽培を可能にしたのが、今回紹介する冷凍解凍覚醒法です。

 具体的な方法の手順として、寒さや病気に強いバナナにする為に、バナナの生長細胞を特殊な冷凍庫で1日0.5度ずつ、180日かけて-60度まで下げてゆっくり凍らせます。

 凍らせることでバナナの細胞に氷河期を体験させ、氷河期を乗り越えた耐寒性のあるDNAが覚醒し、解凍した時に寒さや強い苗になり芽を出します。

 この冷凍解凍覚醒法の効果として、生長を早める。寒さに強くなるだけでなく暑さにも強くなることが期待できます。

 さらに、「糖度が上がる」「果肉が柔らかくなる」「香りが良くなる」といった味や品質が上がるため、冷凍解凍覚醒法で手間暇かけて栽培されたバナナは高級品として取り扱われています。

【一部引用】

DASH村|ザ!鉄腕!DASH!!|日本テレビ (ntv.co.jp)

おすすめの国産バナナ【3選】

3位:NEXT716【宮崎県】

 第3位で紹介する国産バナナは宮崎県が産んだ高級バナナのNEXT716です。値段は6本で4000円越えとかなりの高級品です。

 こちらのバナナも上記で紹介した「凍結解凍覚醒法」を利用した栽培となっています。また農薬を使わないで栽培したためバナナの皮まで食べられるといいます。

 6本で4176円(税込み)と高額ですが、自分へのご褒美として購入してみてはいかがでしょうか。

宮崎県産無農薬バナナ「NEXT716」

2位:もんげーバナナ【岡山県】

 最後に紹介するのが、岡山県で栽培されているもんげーバナナです。このバナナは④国産バナナを支える新農法でも紹介した「凍結解凍覚醒法」を生み出した会社が栽培しているバナナです。

 もんげーバナナの特徴も無農薬栽培で皮まで食べられるという特徴があります。また、もんげーバナナは、1つから購入が可能で1本648円とけして安い価格ではありませんが、試しに買って外国産バナナと何が違うのか食べ比べてみてはいかかでしょうか。

1位:神バナナ【鹿児島県】

 次に紹介するのは鹿児島県で栽培されている「神バナナ」です。水・土地・管理まで全てにこだわった高級バナナとして今注目されています。

 この神バナナも農薬を使わない無農薬栽培をしているため皮まで食べられるという特長があります。

 価格は5本セットで4385円とやはり高めですが、人気のある国産バナナの1つなので購入してみてはいかがでしょうか。

【神バナナ】食べられるバナナ|オンラインショップ (kamibanana.jp)

最後に

 今回の記事では、気になる農業ニュース2022ということで「国産バナナ」についての紹介を主にしてきました。

 外国産バナナと国産バナナを比較した時に、国産バナナは皮まで食べることができるというところに驚いた人も多いのではないでしょうか。

 皮は剥いてから食べるというこれまでの常識を覆してしまうほど、今の国産バナナの栽培は進化し続けています。是非1度日本で栽培されている高級バナナに興味を持ち食べてみてはいかがでしょうか。

 

 しかし、現在日本では深刻な農業離れが進んでいて農家の数が毎年減り続けている現状です。日本の農業技術を守っていくためには、若い世代に農業の魅力を知ってもらい、農家として働いてみたいと思ってもらうことが必要です。

 まずは、日本で作られている美味しい農作物を食べてみるところから始め、食べる側から作る側へ進んでいってくれる人が増えていって欲しいと思います。

 農家に興味はあるけど、なる方法が分からないという方へ「みんなで農家さん」では新規就農を目指す人へのサポートをおこなっています。「農業で稼ぐ」「農業を変える」をコンセプトに農業の基礎知識から農業の始め方、栽培方法まで徹底的に学べる環境となっていますので、農業を始める第1歩として利用してみてはいかがでしょうか。

https://minnadenoukasan.life

【参考】

【都道府県】バナナの産地・生産量ランキング (urahyoji.com)

【バナナ】値段の相場や違いは?スーパーの平均や高級品の価格もご紹介 | jouer[ジュエ] (jouer-style.jp)

国産バナナと輸入バナナとの違い、種類・栄養、本当に皮ごと食べられる? | ふぁみたね (familyseeds.net)

バナナの木の栽培|育て方のコツや苗植えの方法、収穫の時期は? – HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap

DASH村|ザ!鉄腕!DASH!!|日本テレビ (ntv.co.jp)

岡山もんげーバナナ® MONGEE BANANA 岡山生まれ 岡山育ち 無農薬栽培

宮崎県産無農薬バナナ「NEXT716」

【神バナナ】食べられるバナナ|オンラインショップ (kamibanana.jp)

 

 

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