目次
1.ふるさと納税の返礼品でお米が人気!ブランド米が手に入る自治体とは?
1-1.お米が人気な理由
2.『お米をお得に手に入れる3つのポイント』
3.『こだわり派の選ぶ7つのポイント』
3-1.①寄附額で選ぼう
3-2.②コスパを重視ならば1,000円あたり1,500g以上!
3-3.③お米の種類で選ぼう
3-4.④品種で選ぼう
3-5.⑤自治体で選ぼう
3-6.⑥新米かどうかで選ぼう
3-7.⑦非常食としてストックするならアルファ米がおすすめ!
4.『ふるさと納税の注意点』
5.『まとめ』
『ふるさと納税の返礼品でお米が人気!ブランド米が手に入る自治体とは?』
ふるさと納税ってご存知ですか?
全国の応援したい地域に寄附ができるシステムのことをいいます。
寄附金の使い道は選ぶことができ、その地域に貢献することが可能です。
さらに寄附の返礼品として地域の特産物などをもらうことができる上に、税の控除が受けられる魅力的な制度です。
画像引用元 https://www.furusato-tax.jp/
「お米が人気な理由」
肉や魚介、果物など、魅力的な返礼品が多数存在するふるさと納税。
そんな中でも特に人気を集めているのが、今回紹介するお米なのです。
お米が人気の理由1つ目は、コスパの良さが挙げられます。
市場で購入する価格と、寄附額の間に大きな差がないのがふるさと納税のお米の嬉しいところです。
2つ目の理由は、バラエティ溢れるブランドが取り扱われていることです。
お米の定番ブランドである「コシヒカリ」や「あきたこまち」から、「ミルキークイーン」や「青天の霹靂」など多数のブランド米がラインナップされています。
豊富なブランド米の食べ比べをすることが可能なのもふるさと納税ならではの魅力です。
3つ目の理由は新鮮な新米を定期便で届けてくれると言う点。
ふるさと納税でお米を選ぶのであれば、毎月決まった量のお米を届けてくれる「定期便」がおすすめです。
毎月家に届くのでいつでも新鮮な新米を美味しくいただくことができます。
実際にもらった人たちの声を聞くと、「スーパーで見かけない珍しいお米が試せせる」、「保存が可能なので長持ちする」などの声も人気の理由として挙がっていました。
『お米をお得に手に入れる3つのポイント』
ふるさと納税にてお米を選び方の基準として「ブランド」や「自治体」など複数あります。
まずはお得に手に入れるためのポイントをおさえておきましょう。
以下の3つのポイントが大切です。
①還元率60%以上のお米ならば大丈夫!
②コスパを重視ならば1,000円あたり1,500g以上!
③決まったブランドのお米を毎回注文する場合は定期便!
①還元率60%以上のお米ならば大丈夫!
還元率とは「市場価格にどれほど近い価格か」という基準です。
返礼品の還元率を「市場価格÷寄附額×100」で算出できます。
還元率が100%に近い返礼品ほど市場価格に近い価格、つまりふるさと納税によってお得な価格で手に入れられる返礼品ということになります。
ふるさと納税で人気のブランド米還元率を調査したところ、上位30返礼品の最低還元率は61%となりました。
ふるさと納税によってお得にお米を手に入れたい方は、還元率60%以上を目安にすればお得な価格で手に入ると言うことになるのです。
②コスパを重視ならば1,000円あたり1,500g以上!
本記事ではコスパを「1,000円あたりの内容量」としました。
つまり「内容量(g)÷寄附額×1000」で算出できます。
コスパが高い返礼品ほど寄附額と比べて、もらえる内容量が多い返礼品ということになります。
コスパ上位30返礼品の最低コスパは、1,000円あたり1,500gとなりました。
ふるさと納税によってコスパ良くお米を手に入れたい方は、1,000円あたり1,500g以上を目安にすれば、お得なお米を手に入れることができます。
③決まったブランドのお米を毎回注文する場合は定期便!
毎日の食卓には欠かせない主食であるお米をふるさと納税でもらう場合は定期便がおすすめです。
新鮮なお米を定期的に届けてもらえるので劣化を防ぐことができます。
一度に沢山の量のお米が届いてしまうのはちょっと…という方にも、定期便を利用してしまえば、古くなる前に食べ切ることができます。
食べ切る頃には新しいお米が届きます。
いつでも新鮮な美味しいお米を食べられるようにしましょう。
『こだわり派の選ぶ7つのポイント』
ふるさと納税のお米の選び方は沢山の選び方があります。
もっとお米にこだわって選びたい人に向けてお米選びの7つのポイントを紹介します。
①寄附額で選ぼう
②お米の容量で選ぼう
③お米の種類で選ぼう
④品種で選ぼう
⑤自治体で選ぼう
⑥新米かどうかで選ぼう
⑦非常食としてストックするならアルファ米がおすすめ!
①寄附額で選ぼう
返礼品のお米を選ぶ際は、「寄附額に対してどの程度の量をもらえるか」チェック。量と寄附額のバランスには注意しましょう。
一人暮らしと家庭では、消費されるお米の量も違うので、無駄のないバランスの良いお米の量を選びましょうね。
・お試し、一人暮らしなら5,000円前後
この寄附額帯では三種食べ比べセットや5kg以下の返礼品が多いです。
大容量のお米を消費しきれない一人暮らしの方や、有名品種を少しずつ試してみたい方には寄附額5,000円前後のものがおすすめです。
お米が少量ずつ小分けされたセットもあります。使い勝手がよいのも嬉しいところです。
・種類の多さから選ぶなら10,000円前後
この寄附額帯は用意されている返礼品の種類が大変多いのが嬉しいです。
選べる品種の数の多彩さはもちろん、高還元率のものや高コスパのものを選ぶことができるため、最も狙いやすい寄附額帯です。
中には10,000円の寄附で15kgももらえる返礼品もありますので是非チェックしてみてください。
・大容量品なら20,000円前後
30kg以上の大容量の返礼品やブランド品種の1等米が少量ずつ送られてくる定期便など、使用用途が明確に選べるのがこの寄附額帯の特徴。
定期便の場合は発送時期が選べるものが多く、ご家庭の使用用途に合った返礼品をチェックしてみてください。
・定期便なら30,000円以上
30,000円以上の寄附額帯は定期便や大容量の返礼品などが魅力的な条件のアイテムが数多く用意されています。
中には5kgのものが計6回届く返礼品もあります。
いきなりの大容量のお米が届いても消費しきれないとお考えの方も、一度チェックしてみるといいでしょう。
ご状況にあったプランが見つかるケースもあります。
②お米の容量で選ぼう
ふるさと納税のお米は5kg~120kg以上まで幅広い容量のプランがあります。
お試しの場合は5kgから、定期便でもらう場合は100kg以上。
このような形で、あなたの環境に合った容量のお米を選びましょう。
③お米の種類で選ぼう
お米のブランドにはそれぞれ違った個性があります。
食感や味などに個性があり、向いている調理法も違ってきます。
あなたのライフスタイルに合ったお米を選びましょう。
・食感を楽しむなら白米
白米は、柔らかくふっくらした食感が楽しめるお米です。
お米を洗う際に肌ぬかが残っていると臭いが残ってしまいます。
炊き上がりがパサパサしてしまう可能性がありますので、しっかり洗い流すようにしましょう。
・時短を考えているなら無洗米
肌ぬかには米を酸化させる成分が含まれるので、それを取り除いた無洗米は劣化しにくく、長持ちしやすいという強みがあります。
無洗米は冷水で米を研ぐ必要がないと言うところも強みです。
水の節約や時短にもつながります。
白米より栄養素で劣ると思われがちな無洗米。
実はビタミン・ミネラル・食物繊維は白米よりも多く含まれています。
・健康や美容を意識しているなら玄米
玄米とは、収穫した稲から外した籾の籾殻を除いた種のことを言います。
玄米は白米よりも栄養価が高いため、美容や健康を気遣う人におすすめです。
ビタミンやミネラル、食物繊維といった、消化・代謝にきく栄養素がたっぷり詰まっています。
さらに食物繊維は白米の約6倍にもなり、ビタミンEは約12倍も含まれています。
・手軽に栄養を摂るなら雑穀米
手軽に栄養を摂るなら雑穀米がおすすめ。
麦芽押麦やもち麦には大変多くの食物繊維が含まれており、ひえ、小豆にはビタミンB1や鉄が豊富です。
多種目の雑穀が混ざっている雑穀米ほどバランスの良い食事です。
しかし、雑味を感じやすい麺はあるので16種程度から選ぶのがおすすめです。
・赤飯やおこわ作りに挑戦するならもち米
中にはもち米を返礼品に用意している自治体もあります。
あまりにも多量のもち米は持て余してしまうケースがありますが、1kg程度の小容量のものもあります。
手作りおこわや赤飯などにチャレンジされたい方にはおすすめです。
④品種で選ぼう
・香りと味を楽しむならコシヒカリ
粘り気と旨みや甘みを楽しみたい方におすすめの品種。
コシヒカリは、特に有名なブランドです。最高傑作とも呼ばれています。
米の食味ランキングで特Aの評価を得た逸品です。
全国各地で作られており、日本のお米の作付け面積のうち3分の1以上を占めています。
作られている地域により味にも個性があります。
ぜひ試してみましょう。
・バランスがよいお米!あきたこまち
味や香りのバランスが良くあっさりした食感が特徴の品種。
モチモチっとした食感のあきたこまち。
コシヒカリを親に持つ事から旨味や香りも強く、その名の通り、秋田県を代表するお米としても非常に有名ですね。
綺麗な滝上がりのお米なので、おにぎりなどにすると綺麗な仕上がりになります。
・食べ応えのあるお米!ヒノヒカリ
弾力があって食べ応えも良いお米。
東の横綱・コシヒカリの対抗馬として、西の横綱とも呼ばれているのが「ヒノヒカリ」です。
実はコシヒカリと黄金晴の交配によって誕生しました。
小粒ながらも厚みがあり輪郭ははっきりしています。
粒が水気でつぶれにくいという特徴があります。
丼ものや、カレーライスなどにも相性が良いです、
・強い粘り気!ゆめぴりか
粘りの強いもちもちとした食感が特徴。
日本穀物検定協会が選定する「米の食味ランキング」で、11年連続で特A評価を獲得している北海道代表のブランド米。
冷めても食味が落ちにくいのが特徴です。
毎日のお弁当やおにぎりなどにもおすすめの品種です。
・上品な甘さ!つや姫
つや姫は山形県で誕生したお米。
その名の通り炊き上がりに美しい艶があるお米です。
見た目の美しさ、甘み、旨味は「日本穀物検定協会」にコシヒカリを上回ると評価も受けている優秀なお米なのです。
うまみ成分であるグルタミン酸等の含有量がコシヒカリよりも多いのです。
家庭用のみならず料亭やプロにも重宝されています。
和食や家庭料理などで力を発揮するお米です。
⑤自治体で選ぼう
もちろん、ふるさと納税で故郷や応援したい自治体を選ぶのも良いです。
ですが、返礼品としてブランド米を狙うのであればお目当てのブランドが手に入る」自治体を選びましょう。
お米を返礼品として提供している人気の自治体をご紹介しましょう。
・「ゆめぴりか」や「ななつぼし」で有名!北海道
北海道は土地が広大で、大規模にお米の栽培ができます。
そのため、コスパが高いお米が多い点が特徴です。
「ゆめぴりか」や「ななつぼし」、両者のバランスを取った「ふっくりんこ」が欲しい方は「北海道」から探してみましょう!
・魚沼産「コシヒカリ」で有名!新潟県
日本で最も人気なブランド米といえば、魚沼産のコシヒカリ。
魚沼のコシヒカリの特徴は独特な甘みと粘り気。
気候や水、育成に適した土壌など、様々な好条件が揃い誕生した人気品種です。
新潟県から探してみましょう!
・安定した「はえぬき」!山形県
山形県は土壌や年間を通した気温の差が稲作にとても適した環境です。
主力のお米ブランドである、はえぬきはコンビニのおにぎりなどによく使われています。
毎年変わらない安定した美味しさが魅力のブランド米です。
山形県から探してみましょう!
⑥新米かどうかで選ぼう
新米かどうかはお米選びの際にはとても重要なポイントです。
新米は炊き上がりの色艶と香り、粘りがよく、ほとんどの自治体が返礼品として新米を用意しています。
ですが、申し込む時期によっては、すぐに必要なのに間に合わず、収穫時期まで届かない場合もあります。
発送のタイミングには注意して申し込んでください。
⑦非常食としてストックするならアルファ米がおすすめ!
アルファ米とは、炊きたてのお米を急速に乾燥させたもの。
お湯や水を注ぐだけで食べることのできる便利なお米です。
スプーンが付いており、パッケージのまま食べることが可能です。
もしもの災害時などの時に非常食として備蓄しておくと安心です。
味も普通のご飯とは変わりもないため、ふっくら炊き立ての美味しいご飯を食べることができます。
保存期間も5年と長い期間使うことができます。
度々買い換える必要もありません。
『ふるさと納税の注意点』
・ふるさと納税のお米を頼むタイミングはいつがいい?
お米の品種によっても違いはありますが、新米は大体8月〜10月に収穫が行われます。予約は5月頃からスタートすることが多いです。
ですが、人気の品種は早々に売り切れてしまうこともあります。
欲しいお米が決まっているのであれば、4月頃からチェックしておきましょう。
・新米はいつ頃もらえる?
通常は新米の出荷時期は10月〜翌年1月となることが多いです。
絶対に新米を貰いたいという方は、この時期に寄附をしましょう。
他の時期に寄付をする際には「新米予約」などの記載がある返礼品を選ぶようにしましょう。
・お米はどのくらい保存可能?
お米には消費期限や賞味期限の表示がないです。
実は、季節や温度、保存状態によって保存期間が変わるのです。
常温で保存する場合は劣化が早く進行してしまうため、美味しく食べられるのは精米から1〜2ヶ月程度です。
・お米の保存方法は?
お米は直射日光が弱点なので、直射日光が当たらない冷暗所で保存する必要があります。
また、保存温度が10°C以下だと酸化するスピードを半分に遅らせることができるので、冷蔵庫の野菜室での保存することも可能です。
常温での保存だと1ヶ月ほどで甘みが失われていきます。
ですが、冷蔵庫で保存することで常温よりも二倍の期間、美味しさが長持ちするとも言われています。
『まとめ』
ふるさと納税でお得にブランド米を手に入れる方法をご紹介しました。
日本の食文化を支えているお米。
市販で手に入れることも可能ですがふるさと納税を活用することにより、自治体への貢献度も高くなりますし、税金の面でも控除の対象となります。
食べて美味しく、税金の面でも美味しい、一石二鳥ですね。
お米のブランドや種類などもこれだけ多く取り揃えていることからさすがは日本の主食と言える食べ物と言えるでしょう。
日本人に尊い食べ物を提供してくれている農業に、ふるさと納税をきっかけに興味を持ってみてくださいね!
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