農業を疑似体験しよう!おすすめ農業漫画ランキングトップ5

農業を疑似体験しよう!おすすめ農業漫画ランキングトップ5

「農業」は私たちの生活において無くてはならない重要な生産業です。

しかし、「農業について知りたい。」、「いつか農業をしてみたいな。」と思っていても、仕事や家事で忙しい生活を送っていると、農業をするのも農業の本を読むのもなかなか難しいのが現実です。

そんな人におすすめなのが農業を題材にした「農業漫画」です。

漫画であれば、気軽に楽しめる上にスマホで簡単に読むことができます。

農業漫画の主人公の多くは農業について知らない初心者です。

主人公に共感し、漫画を通して農業に関わる世界を疑似体験することで、読み終わるころには農業の魅力にはまってしまうかもしれませんよ。

この記事では、農業初心者におすすめの「農業漫画」をランキング形式で5つご紹介します。

ストーリーが面白いだけではなく、農業の世界を体験しているかのようなリアルな作品を集めました。

ぜひ、自分好みの農業漫画を見つけてみて下さい。

漫画は「農業」を知るキッカケとして最適!

おすすめの農業漫画とは?トップ5を紹介!

第1位:漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件

第2位:ぼっち村

第3位:銀の匙 Silver spoon

第4位:百姓貴族

第5位:のうぎょうかれっじ

まとめ

漫画は「農業」を知るキッカケとして最適!

農業漫画の多くは農業の知識ゼロの初心者でも理解できるような内容になっており、農業を知るキッカケとしては最適であるといえます。

もちろん、しっかりと「農業を学ぶ」ことを目的とするのであれば、農業の専門書やビジネス本のほうが得られる情報が多くおすすめです。

ちなみに、おすすめの農業本についてはこちらで紹介しております。

しかし、農業初心者にとって活字の本はハードルが高く、読み進めることが難しい場合もあります。

その点、漫画であればすべてイラストで構成されている上に、ストーリー仕立てで話が進むため、活字が苦手な人でも楽しみながら読み進めることができます。

専門用語も少なく、専門用語が出た際には漫画内できちんと説明があるため、内容が難しいと感じることもありません。

「漫画で紹介している農業の情報は事実とは違うのでは?」と感じる方もいるかもしれません。漫画なので過剰な演出はありますが、多くの漫画は実際の農業経験を元にしたものや、きちんとした情報を元に作られているものがほとんどです。

また、農業漫画は初心者でも理解できるような工夫がされており、主人公の多くは読者と同じ初心者であることが多いです。

読者が置いていかれないように、少しずつ農業について紹介していく漫画がほとんどであり、ストーリーが進むごとに主人公と共に読者も農業についての理解が深まっていくはずです。

おすすめの農業漫画とは?トップ5を紹介!

「農業漫画」といっても、その種類はさまざまです。

漫画で扱っている作物(生産物)は、野菜、果樹、稲作、畜産などが存在します。

さらに漫画の舞台も農家や農業高校、農業大学、自給自足(家庭菜園)などさまざま。

主人公の年代やバックグラウンドも異なります。

ここでは、おすすめの農業漫画をランキング形式で5つ紹介します。

第1位:漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件

参照:漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件(1) (イブニングKC): クマガエ, 宮澤 ひしを + 配送料無料 (amazon.co.jp)

原案:クマガエ  

著者: 宮澤 ひしを 

出版社 ‏ : ‎ 講談社

掲載雑誌:イブニング

巻数:全4巻

主人公である平凡な漫画編集者・佐熊陽平(通称・クマ)は、都会育ちで地方経験ゼロ。貯金も、手に職も、コミュ力も、体力もDIY技術も、農業に挑む熱い理想も根性も無く、そのうえ新婚。

無い無い尽くしの主人公が「自分で作った新米を食べてみたい! 密とは無縁な空間で美味い酒を飲みたい! 」という願いを叶えるべく、田舎での米作りに挑む物語です。

ストーリーは「ほぼ実体験」であり、原案者であるクマガエさんは、現在もお米を育てながら執筆活動をしています。文集オンラインでインタビュー記事も公開されています。

田舎暮らしスキルがゼロの主人公夫婦が、空き家を探し、米作りに励む姿に、読者は思わず応援してしまうはずです。

また、作品の中では『半農半X』についても知ることができます。これは、「農業で食べていきながら好きな仕事もする」というもの。

何が何でも一つの場所と仕事で生きなきゃならないという固定観念がいい意味で壊されます。

漫画を通して田舎暮らしの魅力を知るだけではなく、その苦労も知ることができるため、2拠点生活や移住に憧れがある方には非常に参考になる漫画です。

第2位:ぼっち村

ぼっち村 (SPA!コミックス) | 市橋 俊介 | マンガ | Kindleストア | Amazon

著者:市橋 俊介 

出版社 ‏ : ‎ 扶桑社 (2015/8/31)

掲載雑誌:SPA!

巻数:全3巻

「ぼっち村」は田舎への移住、就農などに興味がある人におすすめの漫画です。

売れない漫画家、市橋俊介さんが打ち切りの危機を打開するために「田舎に移住し、農村での様子を漫画にする」という企画から生まれた作品です。

作者の市橋さんに農業や移住の知識はなく、行き当たりばったりで始まる里山暮らしは予想外のトラブルだらけ。

虫、野生動物、泥棒等々沢山の危機が襲ってくる上に、人付き合いの難しさにも日々悩まされます。

作品の中では、農業を始めるのにかかった費用や開墾の様子、台風などの自然災害、鳥獣対策、新規就農者向けのイベント参加レポートなど、作者が実際に経験したエピソードがたくさん紹介されています。

また、移住の大変さについても知ることができます。

空き家はあるのに50軒ほど回っても決まらなかったり、気候や人間関係が理由で3回も引っ越しをすることになってしまったり、実際に移住をしたからこそのエピソードが非常に参考になります。

田舎への移住と農業の現実をしっかりと面白く、真実を包み隠さず描いている貴重な漫画です。

第3位:銀の匙 Silver spoon

著者:荒川 弘 

出版社 ‏:‎ 小学館

掲載雑誌:週刊少年サンデー

巻数:全15巻

「銀の匙 Silver Spoon」はアニメ化、実写映画化もされた人気作であり、「鋼の錬金術師」で有名な荒川弘先生が描く学園漫画です。

北海道の農業高等学校を舞台に、受験戦争から逃げ出し目的もなく農業高校に入ってしまった主人公の奮闘と成長を描いた青春物語です。

筆者である荒川先生は7年間実家である北海道の酪農に関わっていた上に元農業高生という経歴があります。農業について良く知っているからこそ作品内でも農業の描き方に嘘が無く、非常にリアルに描いています。

この作品は農業の良いところばかりを詰め込んだ単純な話ではありませんところにあります。

家畜動物の可愛さや野菜を育てる楽しさ、バターをまぶしただけの新ジャガ、自家製チーズとベーコンで作った石窯ピザなど、農業の醍醐味である美味しい食事シーンも多く、農業の魅力が詰まっています。

しかし、「離農」や「跡継ぎ問題」「起業」など農業の厳しさにもきちんとスポットを当てており、厳しい農業の現状も知ることができます。

さまざまな農業に関する問題に触れながらも、重くなることなく明るくコミカルに話が進むため非常に読みやすく、「先が気になる!」とついつい全巻読んでしまうはずです。

「農業」や「食」に対してしっかりと向き合うことができるおすすめの漫画です。

 

第4位:百姓貴族

著者:荒川 弘 

出版社 ‏:‎新書館

掲載雑誌:月刊ウィングス

巻数:7巻(2022年10月時点)

「百姓貴族」は農業高校での生活を描いた「銀の匙 Silver Spoon」と同じ荒川先生による農家エッセイ。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―知られざる農家の実態を描いた、日本初北海道での酪農や農業について描かれています。

作者の実家は、先々代から続く北海道の専業農家です。荒川弘自身も、漫画家になるために上京するまでの7年間、実家で農業に従事していた経験があります。

「農家って大変なんだろうけど、実際はどんな生活をしているんだろう?」という読者の疑問に、想像以上のインパクトのある答えを返してくれるのが「百姓貴族」の魅力です。 

たとえば

  • 日常的に国産牛肉やメロンといった高級食材が食卓に並ぶ
  • 秋の収穫期には睡眠時間を含めた自由時間が4時間程度しかない
  • トラクターで息子を轢きかける

など、作者が「農家の常識は社会の非常識」と表現されている通りに、農家の生活を知らない人から見ると信じられない話ばかりです。

この漫画で紹介されるエピソードはギャグ要素が強く、全体を通して笑って楽しめる構成になっています。

また、家畜動物を屠殺する話や、生まれてから立ち上がれない仔牛の扱いなど、酪農家を語る上で避けては通れないリアルなエピソードについても知ることができます。

スケールの大きな北海道の農家だからこその驚きのエピソードに笑いつつ、「農業」や「命」について少し考えさせられる、浅いようで実はとても深い内容が詰まった漫画です。

第5位:のうぎょうかれっじ

著者:風町ふく

出版社 ‏ : ‎ 芳文社

掲載雑誌: 週刊漫画TIMES

巻数:全3巻

「のうぎょうかれっじ」は、農業初心者や農業大学に興味のある人におすすめの漫画です。

この作品は、目標もないまま農業大学に入学した主人公・鈴木が、野菜を愛する「グリーンサークル」へ入部することからはじまる物語です。

作者の風町さんは元農業大学生とのことで、農業に関する知識のない人でも非常に分かりやすい表現で農業を紹介しています。

農業大学特有の学びや遊び、収穫し味わうことの楽しさなどが優しくゆったりとしたタッチで紹介されているので農業を知らない人でも楽しめる内容です。

野菜栽培の知識や豆知識、人間と自然とのバランスについてなど、農業について知ることができる上に、収穫物の簡単レシピもあります。

農業に興味のない主人公と一緒に、読者も「農業」に関わるキャンパスライフを通して、農業の魅力を知ることができますよ。

まとめ

農業についてリアルに紹介しているおすすめの「農業漫画」について5作品紹介しました。

今回紹介した漫画は紙媒体ではもちろん、電子書籍でも読むことが可能です。

仕事や家事で忙しい中でもスキマ時間に楽しむことができる農業漫画でぜひ、農業の世界に触れてみましょう。

漫画を通して農業を知ることで、普段の買い物がより楽しくなったり、食事もより美味しく感じるかもしれませんよ。

また、農業漫画を通して「実際に農業がしてみたい!」と考えた際には「みんなで農家さん」がおすすめです。

「みんなで農家さん」では、シェア農場の運営とともに新規就農者のサポートをしています。

シェア農場のため、農業を始める際に必要な農機具や苗などを用意する手間も不要です。

栽培方法で分からないことはスタッフに質問することも可能であり、農場に行けないときもスタッフがサポートしてくれるので働きながらでも農業経験を積むことが可能です。

「農家になるためにまずは農業をしっかりと経験してみたい」という方は、ぜひこちらから詳細を確認してみてください。

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