新型コロナウイルスの流行を機に家庭菜園など自宅で野菜を育てる家庭も増えているかと思います。
一方で家庭菜園を始めたいけど難しそうと挑戦できない方もいるかと思います。
そこで本記事では、家庭菜園を始めたい」「自分の手で農作物を育てたい」という方に向けて家庭菜園の魅力やを解説します。また家庭菜園を副業として始める事もできますので、そちらも解説していきます。
家庭菜園の魅力とは?
家庭菜園やガーデニングにはたくさんの魅力があります。
・初期投資がかからない
・自然に触れられる
・新鮮な野菜が食べられる
・自給自足ができる
この4つのポイントを解説していきます。
初期投資がかからない
初期投資がかからないのは家庭菜園の魅力だと言えます。
家庭菜園やガーデニングは規模にもよりますが、工夫をすれば基本的にお金がかからない趣味です。
揃えるものといえば野菜や苗、種などが基本的です。
ホームセンターに行けば数百円程度で売っていますし、種から育てればかなり高コスパで収穫できます。
自然に触れられる
近年では自宅で仕事をする在宅ワークなどが増えてきて、外に出る機会が少ない人も多くなりました。
生活に制限がかかるだけでなく、家の中にいるとストレスが溜まり健康にも良くないです。
家庭菜園やガーデニングを始めることで外に出る機会も設けちょっとした運動にもなります。
新鮮な野菜が食べられる
家庭菜園の大きな魅力はなんと言っても自分で育てたものを自分で食べる事ができる事です。家庭菜園で収穫できた農作物はスーパーで買うより安く済みます。
新鮮な野菜は体にもいいので非常にオススメです。
時給時足ができる
家庭菜園の規模にもよりますが、自給自足をする為に家庭菜園を始める方もいます。
最初は趣味で始めて慣れてきたら育てる量を増やしてみます。
毎日の食事全てを賄うのはかなり厳しいですが、農家を趣味でやっている方で月の食事の半分ほどを賄えている方もいます。
初期費用を抑えたい方必見!家庭菜園の道具はどこで揃えるのか?
家庭菜園を始めたいけど「まずはお試しでやってみたい方」や「初期費用を抑えたい方」にオススメなのが、100円ショップで道具を揃える事です。
初めから高価な道具を揃えて、途中で挫折してしまうと勿体無いので初めは安いものから購入し慣れてきたら道具を揃えるのが良いでしょう。
【必要な道具】
・土(肥料)
・プランター
・スコップ
・肥料
・底石(落ちている小石でも大丈夫です)
・野菜の種や苗
全て100円ショップで買うことができます。
本格的に拘りたいのであれば、ホームセンターやネットで検索してみましょう。
家庭菜園の始め方
家庭菜園を始めるにあたって道具を揃えたら実際に育てる作業に入っていきます。
手順としては、
①プランターの底に底石を敷き詰める
②石を敷き詰めたら、土を敷く
③土全体に水をたっぷり含ませる
④種を植える
⑤その後は植えた種の育て方をネットやパッケージの裏に表記しているので手順通りに育てる
この5つの順番に育てるだけです。
肥料は種や苗のパッケージやネットで検索をかけると出てきますのでそれを参考にします。
全ての野菜に肥料が必要ではないので、育てる野菜に適した栽培方法で取り組みましょう。
また、その後の育てる場所や水の量なども野菜によって異なる為、必ず調べてから行いましょう。
家庭菜園初心者にオススメな野菜を紹介
育てる野菜の種類によっては育成難易度が高い野菜もある為、初心者の方は簡単に育てる事ができる野菜を選ぶことがオススメです。
①大葉
大葉は暑さに強く、水を定期的にあげていれば腐ることがなく立派に育つ植物です。
また1度育てると、収穫期間が長く安い上に大量に収穫できるのもポイントです。
大葉は主に薬味としての野菜になりますが、スーパーなどで買うより高コスパで収穫できます。
②万能ネギ
万能ネギは育てる農家さんも多く、暑さや寒さに強い野菜です。
ほぼ1年を通して収穫できる為、必要な時に収穫できるのも魅力の1つです。
また手入れも簡単で「日当たり」さえ気をつけておけば、丈夫に育ってくれます。
何かと料理に使う事が多いネギですので初心者の方にもかなりオススメです。
③ミニトマト
学生時代でも一度は育てた事がある方が多いのではないでしょうか?
少しの種で栽培できる量はかなり多い事が魅力です。
5月から9月と収穫できる時期は若干短いですが、水やりなど定期的に行えばかなりしっかりとした実がなってくれます。
収穫の早いおすすめ野菜3選
家庭菜園におすすめの野菜を紹介しました。
しかし、初めて育てるのであればまずは一通りの過程を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで収穫がすぐにできるおすすめの野菜を紹介していきます。
育てることが簡単ではない野菜もありますが、ぜひご覧ください。
レタス
レタスは比較的早い時期から収穫でき、発芽から収穫までが短いです。一般的に、苗から収穫可能なまでが約4〜6週間です。また、コンパクトで管理しやすいので、初心者にとって理想的です。
ラディッシュ
ラディッシュは発芽が早く、種まきから収穫までが通常3〜4週間で済みます。小さな根菜で、手軽に育てることができます。また、早生種として知られており、初めての菜園に適しています。
スナップエンドウ
スナップエンドウは豆の一種で、若いうちに収穫することができます。通常、発芽から収穫までが約2ヶ月ほどかかります。早い時期から食べられる上に、そのまま生で食べることもでき、栄養価も高いです。
これらの作物は比較的手入れが簡単で、成長が早いため、初めての家庭菜園に適しています。ただし、地域や気候によって最適な時期が異なることに注意してください
家庭菜園を行う上での注意ポイント
家庭菜園はかなり手軽に始める事ができるのが魅力ですが、野菜も生きている物なので扱い方には注意しなければなりません。
初心者がやりがちな注意するポイントについて解説します。
①近隣住民に迷惑がかからないようにする
家庭菜園はベランダなどでも育てる事ができますが、マンションやアパートなどでやってしまいがちなのが避難経路にプランターをおく事です。
避難経路においたり玄関においたままにしておくと、野菜によってはツタなどが伸びてしまい道を塞いでしまう事もあります。
プランターをおいても迷惑にならない場所を確保して家庭菜園を始めましょう。
②虫対策を行う
家庭菜園で1番の天敵と言われる虫対策です。
野菜を育てていると葉っぱや土に虫が住み着いてしまう事が良くあります。
最近では体に無害な虫対策のスプレーなども売っているので必ず対策するようにしましょう。
③排水溝の詰まり、汚れに注意する
これはマンションやアパートによくありがちな事ですが、ベランダで家庭菜園をしていると知らず知らずのうちにプランターの下から土が流れ排水溝を塞いでしまう事があります。
トラブルのもとにもなりますので必ず掃除をするなど対策をしましょう。
家庭菜園で副業ができる!?
家庭菜園をする上で副業を始める方が増えてきています。
家庭菜園の副業は自分が育てた農作物を売ってお金を得ることです。
販売する経路は主に「直売所」「JA(農協)」「ネット販売」があります。
それぞれ売る方法が異なりますので解説します。
直売所
直売所は主に町や道の駅にあり、直接販売する方法です。
利用料を支払う必要がありますが、「価格設定ができ、少量でも販売する事が可能」なのが魅力の1つです。
ただし直売所はお客様がよく入るお店などリサーチしないといけません。
販売したにも関わらず、買ってもらえなければ施設の利用料だけ払って赤字になるケースもほとんどです。入念に場所や価格設定をリサーチして販売しましょう。
JA(農協)
農業協同組合と言われるJAに販売する事です。
安定して売上が欲しいなら、JAを使うことをオススメします。
ただし、形や大きさ等の審査が厳しく価格設定も自分でできない為、初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。
ネット販売
初心者の方にも1番オススメできるのがネット販売です。
ネット販売はフリマアプリやSNSを使って集客を行い売る事ができます。
また価格設定もでき、足を運ぶ必要もないのですぐに売上を出せる事も魅力の1つです。
ただ、競合が多い為、売上を伸ばすには市場のリサーチが大切になってきます。
また差別化を図る必要もある為、付加価値をつけるなど様々な工夫が必要です。
まとめ
本記事では家庭菜園の方法や魅力について紹介しました。
家庭菜園は初心者の方でも費用をかけずできる最適な趣味です。
また家庭菜園は年々する方が増えており、日本人の半数以上が家庭菜園をしているという調査も出ています。
趣味として始めても副業として始めてもオススメなのでぜひこの記事を読んで始めてみてはいかがでしょうか?
また「みんなで農家さん」というサイトでは、家庭菜園以外にも農業に関する情報がたくさんあります。本格的に農業を始めたい方にも役立つ情報がたくさんありますのでぜひご覧になってみてください。
https://minnadenoukasan.life/
最後までご覧いただきありがとうございました。
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