【必読!】これから来る農業関連企業4選

現在の日本の農業は、
AIやドローンを駆使したスマート農業が進みはじめています。

ロボット・AI・IoT等の先端技術は、日本における労働人口の低下、深刻な問題でもある

農業の担い手不足を解決する鍵として2022年以降も注目が高まっています。

所要時間:7分

これから伸びる業界について

まずはこの先、10年で伸びることが予想される業界をピックアップしました。

・IT業界

・ドローン業界

・農業界

上記を詳しく見ていきましょう。

IT業界

インターネットが当然のように使える現代において、
私たちの生活に欠かせないのがIT技術ですね。

2022年時点で、IT業界の規模は17兆2,000億円以上、

伸び率は前年より2.7%減でしたが2011年から2021年にかけて
上昇トレンドになっています。

現在も成長し続けているIT業界は、
これから10年後もさらに市場は拡大していくと予想されています。

さらにIT業界では、以下のような

新たな技術や概念が次々と生まれています。

・AI(人工知能)

・AR(拡張現実)

・VR(仮想現実)

・IoT(モノのインターネット)

・ビッグデータ

今後もこのような最新技術と関連して、
あらゆる業界を巻き込みながらさらに発展していくと考えられるでしょう。

ドローン業界

ここ数年で急成長しているドローン業界も、これから伸びる業界として注目されています。

今後もさらなる活用が期待されており、

以下の産業にもドローンが使われています。

・物流分野

・通信分野

・医療分野

・空撮分野

・農業分野

人工知能(AI)と連動させる技術も開発されており、
今後さらなる技術の進歩と比例して活躍の幅も広がっていくでしょう。

農業界

農業界も今後伸びていくことが期待できる業界です。

というのも、

・農業はインフラの一部であり生活に欠かせない
・日本の農林水産物、食品の輸出額は増えている
・世界の人口は増えているため、高いニーズがある

などの理由があるからです。

さらに今後はロボット技術やIoTを駆使したスマート農業が浸透していく
と言われています。

パソコンでの作業がメインとなることで、労働者の負担も減り、

より一層農業界は盛り上がっていくでしょう。

今注目の農業ベンチャー企業

今、日本の農業は深刻な担い手不足などいろいろな問題がある中で
どんどん最新のシステムが生まれてきています。

そこで、これからの日本を担う農業ベンチャー企業を紹介していきます。

農業ベンチャーとはIoT技術を用いて、農業に関する研究をしている企業のことです。

IoTとは英語の「Internet of Things」を略した言葉で、
「モノのインターネット」ともいわれています。

現実世界にあるモノに通信技術を搭載し、インターネットに接続したり
連携させたりします。

農業の場合は収穫ロボットを生産したり、生産の環境を整備したりするのです。

人間が生きていくためには食物が欠かせません。

しかし
穀物や野菜などは、気候や天候といった不確実な環境の中で

育てなければならないため、高度な知識や技術が求められます。

そこでロボットやAIにより、省力化や生産量のアップなども期待できるのです。

農業はIoTといった技術とは縁遠いとされていましたが、
最近は世界中でIoTの導入が進められています。

農業ベンチャーは、それらの分野をリードする存在なのです。

inaho株式会社

inaho株式会社は、
人工知能を使った児童野菜収穫ロボットを開発・提供しているベンチャー企業です。

農家にとって、負担が大きい収穫作業を自動で行える

ロボットを開発し、注目を集めています。

inaho株式会社のロボットは初期費用とメンテナンス費用が完全無料で、
導入コストを抑えられるのもポイント。

利用料は収穫高に応じて支払うシステムなので、

農機具への投資負担を最小限に抑えながら労働力不足を解消したい農家にも適しています。

ロボットは2時間の充電で最大7時間稼働する。

画面認識システムによって、収穫に適したものだけ収穫してくれる優れものです。

開発も全国の農家と協力して行うなど、農業のリアルに即した

ロボット・サービスを展開しているのも特徴です。

最近ではアスパラガスの高うね栽培や、

スマート農業の導入に関する講演にも力を入れています。

株式会社ファームノート

ファームノートという社名には、

「牧場に関わる全ての情報を、手書きのノートへ簡単に書き込めるようにしたい」

との思いが込められています。

株式会社ファームノートが提供する人工知能を活用した牛用IoTセンサー

「Farmnote Color」は、酪畜産農家向けのITツールです。

乳牛・肉牛に使用でき、活動・反すう・休息などの活動データを収集し、

そのデータを人工知能が分析して、発病や疾病などの可能性がある個体を
スマートデバイスに通知します。

データが蓄積されていくほど、検知する制度が高まるシステムです。

データはクラウド牛群管理システム「Farmnote」と連携。

Farmnoteは発情から妊娠鑑定・分娩の管理・乳房炎・疾病・牛群移動や

販売実績など、酪農・畜産に必要な牛の行動を詳細に記録できるシステムです。

各種データはグラフ化され、牛の行動を可視化でき、
人手不足に悩む酪農・畜産家の牛群管理の負担を軽減してくれます。

FarmnoteおよびFarmnote Colorは、経営規模の大小にかかわらず

つなぎ牛舎を含む多くの飼養状態で利用できるのも特徴です。

株式会社スカイマティクス

株式会社スカイマティクスは、ドローン画像を使用して

作物の状態を見える化するシステム「いろは」を提供する企業です。

作物の病気や害虫、圃場の雑草の状況や倒伏、生育ムラなども

画像から簡単に分析できるようになり、生産性の向上に役立てられます。

取得した情報は経営者のみならず、従業員やJAなどの関係団体との

リアルタイムでの共有も可能です。

自動撮影、自動処理で利用の手間もかかりません。

農家がすでに所有しているドローンを利用するため、

導入コストも低く済みます。

手軽にスマート農業をはじめられるITシステムを提供しています。

株式会社セラク

株式会社セラクは、「インターネットで社会との架け橋に」

をモットーに掲げるITソリューション企業です。

誰でも簡単に始められる圃場モニタリングシステム「みどりモニタ」

提供をしており、搭載センサーによって温度・湿度・日射量・土壌水分・
CO2濃度・土壌電気伝導度・pH・水位・風速・風向・映像と多くの情報を
計測することができます。

これらのデータの蓄積は農業界全体のビッグデータとして活用できるので、
農業生産者の収益性向上に大きく貢献してくれますね。

3.農業ベンチャー企業の特徴

国内では分野におけるベンチャー企業も増えていますが、

農業ベンチャーには他のベンチャー企業と異なる特徴があります。

・世界でも農業は注目を集めている

・市場に迅速な対応ができる

・人材不足の解消を目指している

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

世界でも農業は注目を集めている

世界では人口の増加とともに、食糧不足の問題が深刻化しています。

国際連合世界食糧計画によると2022年の統計によれば、
世界の飢餓人口は8億2800万人となっています。

つまり9人に1人は、飢餓に直面しているといわれているのです。

食料問題の主な原因は自然災害・極度の貧困、需要と供給のバランスの崩壊です。

日本では少子高齢化が進んでいます。

一方で、2019年の食料自給率は63%となっています。

農業ベンチャーでは、インターネットやAIを使用した生産の改善により、

食糧不足や自給率の問題解決にも貢献できるのです。

具体的な方法として、

農地を使わない植物工場の利用や農業機械のIT化などがあげられます。

市場に迅速な対応ができる

農業ビジネスは世界でも大きな注目を集めており、
先進国では農業におけるIoTの導入に力を入れています。

例えばドイツでは植物にバイオテクノロジー

ロボット工学・IT技術を積極的に導入しています。

アメリカでもアグリフードテックに力を入れています。

農業ロボットの導入・培養肉や新しい原料を使用した肉の生産、

屋内農場の建築・食品以外から精製したバイオエネルギーの開発などを行っています

国内でもスマート農業の加速化を政府主体で進めており、
他の分野と比較すると農業ベンチャーにはスピード感があります。

求められている技術に対して迅速に対応できるのが魅力です。

人材不足の解消を目指している

国内では慢性的な人材不足の問題を抱えており、農業従事者の高齢化も進んでいます。

さらに最近ではコロナウイルスの感染症の広がりにより、
海外からの実習生も集まらないという問題を抱えています。

農業研究に携わるためには専門知識も必要ですが、

人材不足の状態が続いているのです。

ベンチャー企業では農業従事者の環境の改善や、

能動的なアプローチによる人材不足の解消を目指しています。

人材不足の状況自体を改善するための方法を提供する企業や、

IoTなどの技術を利用して人が従事しなくても農業が進められる環境づくりを
目指す企業もあります。

さまざまなアプローチで、人材不足の状況を改善しようとしているのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

農業は急速に変化を遂げており、将来性を秘めている分野です。

農業はさまざまな問題を抱えていますが、AIやIoTを用いることで

課題の克服だけではなく、さらなる発展も期待できるでしょう。

という事で
今回は「これから来る農業関連企業」について
お話させていただきました。

そして最後に

これから農業を始めたい!始めたばかり!という方は

<みんなで農家さん>では農業にまつわる様々な情報はもちろん
「新規就農者へのサポート」にも取り組んでおりますので

是非、ご一読されてみてください。

ご自身の理想の農業ライフを手に入れましょう。
それでは、
ご精読ありがとうございました!

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